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競馬には斤量と呼ばれる負担重量が各馬に設定されています。
この負担重量には騎手の体重も含まれます。鞍などの装具も含めた「馬本体以外の重量」の事ですね。
※ちなみにレース前に馬体重の発表がありますが、あれには騎手や装具の重さは含まれていません。純粋に馬の重さです。
そのため背が高いジョッキーや、どうしても減量ができないジョッキーなどは、斤量を軽く設定された馬には騎乗する事ができない場合もあります。
日本の平地競走では近年59キロより重い斤量を設定される事は殆どありませんが、ジャンプレース(障害物競走)だと60キロを超えて64キロぐらいの設定の時もあります。
なんとなくジャンプの必要がある障害レースの方が軽くしてあげた方が良さそうなイメージですが、実際には逆なんですね。
ちなみに負担重量は鞍などの馬具と騎手の体重を合わせて、それでも規定の重量に満たない場合はおもりを使用して調節します。
また稀に騎手の水分補給や排泄、降雨で勝負服が水を吸ってしまうなどで斤量が基準より重くなったり軽くなったりしてしまう時がありますが、500gを超えなければ制裁の対象にはなりません。
福永洋一と福永祐一は親子ですが、2人とも1kg以上の斤量不足で1位入線後に失格となった事があります。失格になると馬券も不的中扱いになり返金はありません。
騎手の不注意であろうが何であろうがファンにもとばっちりが来るわけです。
斤量がどの程度競走能力に影響があるかは、競馬の負担重量(斤量)はどれぐらい影響がある?で詳しく書いているので、よかったら参考にしてみてください。
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