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うまめし.com 競馬必勝法の北村です。
園田競馬場は1周1051mと、かなりコンパクトなつくりが特徴となっていて、ゴール前の直線も213mとかなり短いコースです。しかし、3~4コーナーがスパイラルカーブなので、意外と差しも届く。
もくじ
園田競馬では8割のレースは1400mで行われ、メンバーも他地区の馬は重賞やJRA交流以外では兵庫所属の馬しか出ないため、レースのバリエーションが乏しい競馬場ではあります。
そのかわり園田競馬は地方競馬ファンの間では騎手のガチ騎乗に定評があります。特に1400m戦ではスタートから最初のコーナーまでが長く、客席スタンド前で迫力のある先行争いが見れます。
あとで詳しく解説しますが、最後の直線は短く、基本的には逃げ・先行タイプが強い競馬場です。砂の補充によって有利な枠順などが多少変化するので、お知らせから砂情報をチェックするのを忘れずに!
園田競馬の重賞にはJRAの馬も参戦するダートグレードと、地方競馬の馬だけが参戦する重賞があります。詳しい傾向やレース特徴については、以下のリンク先を参照してください。
園田競馬では1番人気の勝率は約40%程度で、2番人気は20%程度、3~4番人気は10%前後の勝率になっていて、だいたい毎年この数値を大きく逸脱しない範囲で収束しています。
つまり園田競馬では1着が8割方1~4番人気の馬から出るという事になるので、単勝や馬単・三連単の1着候補を絞り込むのに参考にしてみてください。
クラス別に三連単の万馬券発生率を調べてみたところ、特にクラス別で極端な差はありませんが、中間層で拮抗戦が多くなりがちなBクラスや、力量差が測りづらいJRA交流戦になると荒れやすい傾向があるようです。
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園田競馬では基本的に外枠が有利になりやすい傾向があります。
日付 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022/12/14 | 0 | 4 | 4 | 4 | 8 | 4 | 6 | 6 |
2022/12/15 | 4 | 1 | 3 | 5 | 5 | 7 | 4 | 7 |
2022/12/20 | 1 | 2 | 4 | 4 | 5 | 5 | 7 | 8 |
2022/12/21 | 3 | 4 | 2 | 3 | 8 | 2 | 3 | 11 |
2022/12/22 | 2 | 3 | 3 | 5 | 5 | 4 | 9 | 5 |
2022/12/29 | 3 | 4 | 2 | 2 | 4 | 4 | 10 | 7 |
2022/12/30 | 3 | 1 | 4 | 4 | 4 | 7 | 8 | 5 |
2022/12/31 | 2 | 5 | 2 | 5 | 4 | 3 | 6 | 9 |
2023/01/04 | 3 | 2 | 1 | 3 | 3 | 5 | 8 | 11 |
2023/01/10 | 3 | 3 | 3 | 4 | 5 | 5 | 6 | 7 |
2023/01/11 | 2 | 2 | 5 | 6 | 4 | 4 | 6 | 7 |
2023/01/12 | 2 | 3 | 3 | 1 | 8 | 4 | 2 | 13 |
ただし、距離別で見てみると、必ずしも外枠ばかりが有利というわけではなく、レース数の多い1400m戦での傾向が全体のデータに影響しています。
園田競馬場はゴール前の直線が短いコースなので、逃げ・先行タイプの馬が有利になりがちです。
昔は小牧・岩田・赤木の3強時代があり、揃ってJRAに移籍したあと、木村・田中・川原の3強時代となり、2017年には木村引退後、2022年の現在では吉村1強時代と言える状況になっています。
数年前までは勝率で言えば数名の騎手がトップクラスで横並びでしたが、園田で誰よりも騎乗数の多い吉村は、その経験値の多さを武器に腕を磨き、勝率も高く、もっとも信頼されるジョッキーへと成長しました。
吉村智洋騎手は元々以前から、ある程度リーディングの上位に名を連ねてはいたのですが、2017年以降木村引退のころからさらに成績を伸ばして来た騎手です。
ダイナミックな追い方での先行策が得意で、過去5年間で園田競馬でもっとも騎乗数が多い。騎乗数が多いという事は騎乗依頼が多いという事で、関係者からの信頼の証と言えますし、その騎乗回数を糧に確実に他騎手との差を広げているのが現状。
下原理騎手はインでじっとしている騎乗が特徴的で、4コーナーの終わりで膨らんだ前の馬の内をすくうのが得意な騎手です。ただ、ダメだと思ったら諦めるのは早く、ギリギリ3着あったかも知れないような場合は馬券的に悔しい思いをする事になります。
常にリーディングで上位をキープしていて、確かに特に大きな文句はつけられない騎乗をするものの、「下原が乗るならこの馬は怖いぞ」と思うほどのインパクトはなく、まるでダービーを勝てる前の福永祐一のような、上手いけど…何かが足りない…そんなイメージ。
上手い事は間違いなく、リーディングでも常に上位に来ているのですが、私の主観かも知れませんがスタートで少し遅れを取ってしまう事が目立つような気がします。
成績の安定感があり、その分上位人気になった時には人気通りの走りをさせられるかわりに、下位人気で穴をあけるというタイプではないかな。
廣瀬騎手はTOP3の騎手に人気馬が集中するせいか、それほど人気馬に乗る機会が多いとまでは言えないけど、人気馬に乗った時にはわりとその馬の人気に見合っただけの結果は出している。
今のレースは廣瀬のおかげで勝てた…と言うレースは少ないが、逆に廣瀬のせいで負けた…と言うレースも少なく、その馬のベストを淡々と引き出すジョッキーだと言えそう。
早めに仕掛けて積極的に前に出る騎乗が目立つ騎手で、その積極さの成果か、実は1番人気の馬に乗った時の勝率はとても高い。リーディング上位の騎手の中では頭1つ抜けている。
早めに仕掛けるぶん、1着になったレースでも、ゴール前で一杯になっている馬も多く、笹田のスパルタ騎乗に耐えられるスタミナが馬に求められる。
3番人気4番人気あたりの中堅馬に乗っている時にオッズ以上の結果を見せる事が多く、大穴を頻繁にあけるタイプではありませんが、そこそこ以上の能力がある馬に乗せると一発があるタイプの騎手です。
南関東の4競馬場は賞金が高額なためJRAで通用しない馬はまず南関東に移籍したがるが、やはり南関東では移籍後もなかなか簡単には勝たせてもらえません。
かと言って名古屋・笠松・金沢・岩手(盛岡・水沢)・高知・佐賀などの地方競馬場は馬のレベルがそこそこでも勝ち負けが期待できるが賞金が安い。
各競馬場のリーディング上位騎手の獲得賞金を見ても園田はトップ3名が1億円以上を稼ぐのに対して、他の地方競馬場ではリーディング1位でも南関東に期間限定騎乗しないと1億円を超える事はまずありません。それぐらい賞金面では園田競馬が他よりは恵まれています。
そのためある程度賞金があり、地元デビュー馬のレベルもそれほど高くない園田競馬では、どうしてもJRAから移籍してきた馬がやりたい放題になってしまう事が多いですね。
園田競馬では6着以下が3回続けば降級と言うルールがあります。なので「もうこのクラスでは頭打ちやな」と言う馬は若手や新人に乗せてポンポンポンと6着以下になってもらって簡単に降級させます。
例えばC2クラスで5着が精一杯の馬だとして、毎度毎度頑張って頑張って一生懸命5着を3回とっても7500円×3走で2万2500円の賞金にしかなりませんが、3回凡走して降級させてからC3クラスで1着を取れば20万円の賞金が稼げます。
なので、若手や新人が乗って連敗している馬にいきなりリーディング上位の騎手が乗ってきた場合は要注意と言えます。他にも6着以下が2回続いた馬は、もしかすると降級狙いの可能性がありますから、よく吟味してから買うようにしましょう。
園田競馬所属馬にとって地元で参戦できる重賞の選択肢はそれほど多くなく、2歳3歳同士のレースではトップクラスだった馬も3歳の兵庫ダービー終了後に古馬と混じって走る事になると存在感が薄れます。
※2018年より3歳秋に「園田オータムトロフィー」が新設されました。
その割には例えば古馬と3歳馬が一緒に走る緒戦となる摂津盃の1着賞金は350万円(2015年度実績)で、兵庫ダービーの1着賞金600万円と比べても、勝ちづらくなる割には随分見劣りします。
そんな理由でオオエライジンのように園田でトップクラスに上り詰めたような馬は、賞金額が高くてなおかつ地方馬だけのレースで、さらに古馬の参戦できない3歳限定重賞である大井競馬の黒潮盃競走に駒を進めるケースが多いですね。
黒潮盃の1着賞金は1800万円と高額で、摂津杯で2着がとれても賞金は87万円ですが、黒潮盃なら掲示板に載れば90万円ですからね。摂津杯の過去10年を振り返っても3歳馬で勝ったのはジョイーレの1頭だけです。
ちなみに2歳3歳の馬というのはまだまだ能力的に未知なので、三冠に位置づけられたレースの中にダートグレードレースが組まれてますが、古馬の中長距離路線はそもそもJRAから移籍してきた馬も多いですし、地方馬限定の競走しかありません。
昔は園田競馬と言えばアラブのメッカと呼ばれてJRAの馬でも倒すような馬がいたのですが、サラブレッド導入後は完全にJRAで通用しない馬の第二の活躍の場になっているように思います。
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