盛岡競馬場必勝法 特徴

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うまめし.com 競馬必勝法の北村です。

岩手県にある盛岡競馬場の特徴や傾向について分析して、盛岡競馬必勝法を考察していきたいと思います。人気・枠順・脚質・砂質・騎手や血統など色々ありますが、まず、最初に話すのは盛岡競馬場最大の特徴である地方競馬唯一の芝コース。

盛岡競馬場の芝コース特徴

盛岡競馬場の芝はいわゆる洋芝で、函館競馬場や札幌競馬場と同じ寒冷地仕様の芝が使われています。多年生のホソムギ・常緑多年草のトールフェスク・寒地型芝生の代表格であるケンタッキーブルーグラスの三種を混合して植え付けています。

盛岡競馬場の芝コース画像

一周距離1400m
直線距離300m

洋芝だとどうなるねん!と言うと、洋芝は根付きが野芝(のしば)ほど良くないので、馬が走ると抜けやすいわけです。根っこが抜けやすいという事はそれだけ走りづらいわけで、パワーが必要になるって事です。

雨で馬場が悪化すると芝番組をダートコースに変更したりして、かなり芝の保護には気をつけているので、大体常に馬場の状態は良好ですけどね。

地方競馬なので基本的に馬の能力はそんなに高くないですし、中央競馬とは逆にダートコースの内側に設置されている芝コースなので小回りでコーナーが多いためタイムはあまり速くありません。

芝コースは盛岡競馬場の全レースの内、1割ほどのレースでしか使用されません。大体1日に1レースあるかないかってところで、全く芝のレースが無い日もあるんですよ。

盛岡競馬場の芝重賞一覧

レース名距離
OROスプリント芝1000m
ジュニアグランプリ芝1600m
岩手県知事杯OROカップ芝1700m
せきれい賞芝2400m
桂樹杯芝1600m
若鮎賞芝1600m
オパールカップ芝1700m
かきつばた賞芝2400m
はまなす賞芝1600m

盛岡競馬場のダートコース特徴

盛岡競馬場のダートコースは(芝でも同じ事が言えますが)他の地方競馬場と違って高低差が大きいのが特徴です。

盛岡競馬場 高低差がわかるコース図

一周距離1600m
直線距離300m
砂厚12cm

殆どのレースはスタートから3コーナーまで上り坂となり、3コーナーから直線入り口まで続く下り坂を利用して、差し馬が加速して行く形になりやすいです。

直線の上り坂でも逃げ馬や逃げ馬に並びかけた先頭集団のスタミナを削り取るので、直線で着順が一気に入れ替わる光景も珍しくありません。盛岡競馬場では常に馬群の外から差して来る馬には馬券的に警戒が必要なのです。

盛岡競馬場の砂質と砂厚

盛岡競馬場のダートコースは宮城県で採取される山砂で、山砂と言っても元々は日本列島がまだ海底にあった頃に堆積した物だそうで、中央競馬で採用されている青森県六ケ所村の海砂とは別の物です。

盛岡競馬場の砂厚

盛岡競馬場の砂厚は12cmと深く、参考までに中央競馬は全場9cmで統一しているのですが、3cmそれよりも深い事により、砂の深さと直線の上り坂とで、逃げ馬にとってはパワーとスタミナがかなり必要なハードな馬場だと言えます。

盛岡競馬場の人気傾向

JRAと盛岡競馬場は開催日が土日で被る事も多く、盛岡競馬場の馬券はIPATでも東京競馬場の地下でも買えますし、中央競馬の人気順の感覚で馬券を買っていると、ちょっと戸惑う事もあるかも知れません。

盛岡競馬場の人気別勝率の中央との比較グラフ

上記は盛岡競馬場の単勝1番人気から10番人気までの勝率と、中央競馬の同じ人気順の馬の勝率を、それぞれ比較したグラフです。

盛岡競馬場では単勝1番人気の勝率が42%程度あるのに対して、中央競馬では33%程度ですから、かなり盛岡競馬場の本命馬の方が信頼度が高いという事になります。

盛岡競馬場の三連単出現率と回収率

上記は盛岡競馬場の三連単の上位人気の組み合わせを買い続けた時に、的中率(出現率)と馬券回収率が何パーセントになるかを調べた時の表です。

盛岡競馬場では三連単の上位人気を買う事にはあまり意味が無さそうですね。そもそも三連単とは高配当を取るための馬券なのに、それで低配当の買い目を多く買う事は矛盾しています。

盛岡競馬場のクラス別人気傾向

盛岡競馬場の競走は大雑把に言うと弱い順からC→B→A→オープンというクラス分けがされていて、それぞれのクラスによって単勝1番人気の強さや信頼度も違っています。

盛岡競馬場のクラス別単勝1番人気勝率

上記のグラフは各クラスの単勝1番人気勝率を表したものですが、見ての通りC2クラスの1番人気は勝率が45%を超えているのに対して、オープンクラスでは勝率40%に達していないわけです。

つまり、手堅く的中を狙いたいなら下級クラスを買うべきだし、穴馬券で高配当を取りたいのなら上級クラスの方が向いているという事です。

盛岡競馬場の枠順傾向

盛岡競馬場の枠順の有利不利についてですが、レースの距離設定によってコーナーの数やスタート後の直線の長さなどが違い、それぞれ枠順の有利不利も変わります。

盛岡競馬場の枠順別勝率表

一応全体的には上記の表の通りで、私が最初にも言った通り盛岡競馬場は馬群の外から3コーナーの下り坂を使って、マクリ気味に上がって来た差し馬が馬券に絡んでいるのが数値に出ていますよね。

盛岡競馬の枠々馬場傾向

日付12345678
2022/11/0333237495
2022/11/0654437532
2022/11/0752174845
2022/11/0822635666
2022/11/1334533366
2022/11/1461633593
2022/11/1552433466
2022/11/2013256556
2022/11/2154533376
2022/11/2218634446

コースごとにも詳しく書いているので、良かったら盛岡競馬場のコース別特徴傾向を参考にしてみてください。

盛岡競馬場の脚質傾向

盛岡競馬場の脚質の傾向ですが、できるだけ前のポジションを取れる馬が有利な傾向があり、距離が延びるに連れて逃げ馬先行馬の勝率は低下しています。

距離逃げ先行差し追込
ダート1000m47%16%0%0%
ダート1200m39%16%5%1%
ダート1400m29%17%6%1%
ダート1600m22%15%7%1%
ダート1800m27%14%5%3%
ダート2000m25%13%4%1%
芝1000m31%16%5%1%
芝1600m18%13%9%2%
芝1700m17%13%7%3%
芝2400m17%16%6%0%

基本的に差し・追い込みは不利なんですが、上記のデータには後方で脚を溜めている馬も、単に流れに乗れてなくて後方になっているだけの馬も、同じように差し馬・追い込み馬としてカウントされるので、そこは注意です。

ポジションが差し・追い込みであっても、差し切る脚があるのなら勝ちますし、逃げ先行馬がハイペースで潰れてしまえば勝手に差しは決まりますからね。データの数値の上っ面だけを見ていてもダメです。

盛岡競馬場の騎手傾向

ここ2年ほどの盛岡競馬場でもっとも多く勝っている騎手は山本聡哉騎手です。勝率は23%で、2着以内に来る事を指す連対率は38%で、3着以内に来る事を指す複勝率は53%でした。

つまり、2レースに1回の割合で馬券に絡んでいるという事ですね!これってよく考えたらすごい事だと思いますよ。競馬初心者の人は「それだけ勝てる騎手なら、山本聡哉騎手ばっかり買えば良いんじゃないの?」と思ってしまいそう。

ですが、山本聡哉騎手を買い続けても回収率は75%にしかなりません。つまり山本聡哉騎手が上手い事は皆知っているので、皆が買い、配当が安くなってしまうわけです。

そこで、単勝を買い続けて回収率が高くなる騎手のランキングを作ってみました。

順位騎手名回収率
1菅原辰徳155%
2南郷家全119%
3坂口裕一89%

あまりに騎乗数の少ない騎手は除外しています。

盛岡は余所者から買え

園田競馬所属の松本剛志騎手も期間限定騎乗で回収率166%を記録し、オーストラリアの太田陽子騎手も騎乗数は30鞍ですが回収率は154%です。

他にも笠松の佐藤騎手、南関東の矢野騎手なども高回収率です。考えてみれば、地元でそれなりに結果を出している騎手が、わざわざ東北の山奥にある盛岡競馬場まで遠征するという事は、稼げる見込みが高いから行くわけですよ。

騎手が稼げるという事は勝つという事で、馬券師としてはそれに乗っかって儲けるべきなんですよね。という事で、盛岡は余所者から買えっていう格言が今出来ました。

私が馬券で勝ち続けている秘密を公開しているので、興味がある人は私が消す前に急いで読んでみてください。➡今すぐクリックして秘密のテキストを読む

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