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競馬などギャンブル用語でのトリガミとは、馬券は当たったにも関わらず、配当金が安すぎて結果的に赤字になっている状態を言います。
アウトローな用語で損失を表す「ガミ」に馬券を当てた事を表す「取る」が合わさり、トリガミは馬券を獲っているにも関わらずガミっている状態の事ですね。
例えば、三連単の5頭ボックスを買った場合、1点あたり100円ずつ買っても60通りなので合計では6千円かかります。
これで馬券が当たっても配当金が4500円だったりしたら、合計6千円賭けたのだから1500円の赤字になります。これがトリガミの状態です。
同じ意味で「取って損」という表現もよく使われます。
昔から関東の人々は新宿の事をジュク、池袋の事をブクロ、商売人(麻雀の裏プロ)をバイニンなど、最初の1文字を削って略す傾向があり、ことわざの「粋が身を食う」の最初の1文字を削った「がみを食う」と言う言い方が、アウトロー界隈で使用されていたようです。
粋が身を食うとは遊び人が身を滅ぼす様を指し、今で言えばキャバ通いで借金まみれになって逃げ回る…みたいな、元々調子が良かった人が落ち目になった時に対して使う言葉です。
つまり博徒・ギャンブラーが言う「ガミを食う」とは落ち目・ツイていない状態の事で、それが多用されるようになって現代では「損=ガミ」のニュアンスで使われる事がほとんどです。
現代では「ガミる」とは「ギャンブルで損をする」という意味で使われてますね。
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