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今回は大井競馬が荒れる理由について考察・検証していきたいと思います。大井競馬が他の地方競馬場と比べて荒れやすいのか、それには様々な要素が絡みあっています。
まず大井競馬場は出走頭数の多さがあげられます。フルゲートで16頭と言う地方競馬最大の設定で、当然頭数が増えれば増えるほど人気馬が馬群に閉じ込められるなど、思わぬ番狂わせの決着は増えます。
かつては内田博幸・戸崎圭太といったトップに君臨していたジョッキーがいたのですが、いずれもJRAに移籍して行き、他の地区の地方競馬のトップジョッキーが南関東へ期間限定騎乗できる機会が増え、ジョッキーの優劣の差が縮まった事も理由の1つです。
3つめには馬の能力の拮抗が考えられます。南関東競馬は賞金がある程度の金額あるため、日本のサラブレッドの中で「中央競馬では通用しないけど、他地区の賞金の安い地方競馬場に行くほど弱くもない」という中間層が集まりやすい環境です。
基本的に馬の能力の差が大きければ大きいほど番狂わせは起きにくいわけですが、中間層が集まれば集まるほど、勝負の行方は「ちょっとした事」で前評判をひっくり返してしまいます。
出走馬のポテンシャルを可視化したグラフを作ってみました。例えば各馬の能力がキッチリ同じというレースがあったとします。(以下すべて数値は適当なものです)どの馬も勝つ確率は同程度なのですから、オッズも割れて各馬横一線になる事が考えられます。
しかし、実際は目には見えないものの各馬それぞれに調子の良し悪しが多少は存在しますから、それを加味すると各馬のポテンシャルは以下のようにグラフ化できます。
こうして可視化してみると各馬のポテンシャルには随分差が出来ましたが、オッズにはその微々たる差は反映されず、やはりほぼ横ばいのオッズになっているわけですね。
枠順による有利不利なども加味するとさらに変化します。
わかっている人にとっては各馬の評価はこう見えているのですが、オッズは相変わらず横ばいなのですから笑いが止まりません。
どの馬を買って、どの馬を切れば良いかなんて一目瞭然なのですが、多くの人はこういう理屈がわかっていないので「荒れる荒れる、難しい、大井は八百長競馬だ」などと言うわけです。
あなたの頭の中に描いているグラフは、どのグラフですか?って話なんですよね。
以下のように多少能力的に抜けた馬がいたとしたら…
馬柱の成績欄を見て、5番に票が集まり1番人気になってしまうわけですが、その他のオッズに反映されづらい要素などを加味した時の本当の各馬のポテンシャルが以下のグラフだったら…
もう1番人気どころか着外候補である事がハッキリ見てわかるわけですね。
このように競馬は知識があると無いとでは、全然判断基準や買うべき馬券が違い、馬券成績にも大きな影響があります。昔から無知な人の金が知っている者の懐に流れるようになっているわけです。
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