競馬の単勝倍率
【平均・最高・計算方法】

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競馬の単勝馬券の倍率について解説します。ちなみに倍率の事を競馬用語で『オッズ』と言います。倍率・オッズの平均値や過去最高値、あと倍率をどうやって計算するのか?などを解説していきます。

単勝の平均倍率

単勝馬券の平均倍率は統計をとってみたところ、約10倍になっています。計算上の理論値は18頭立てなら 18x0.8=14.4 ですが、実際には18頭立てよりも頭数が少ないレースも多いので、ほぼ理論値通りの平均値になっていると言えます。

単勝の最高倍率

2014年・1回福島5日目・第8競走で16番人気のリバティーホールが勝ち、569.4倍になりました。ちなみに地方競馬も含めると、姫路競馬場で2057.6倍の単勝馬券が最高記録です。

単勝倍率の計算方法

そもそも馬券の倍率って誰が決めているのか?と思うかも知れませんが、競馬オッズの決め方でも話しましたが、これは馬券購入者の馬券投票の金額によって決まります。

馬券は100円刻みの単位で買えるので、単勝馬券が全部で10万円分投票されたレースの場合、ここから20%を競馬主催者がピンハネします。これは競馬場というか競馬主催者の収益源ですね。

そして、残った8万円分のお金を的中票数で均等割します。例えば当たり馬券が100円の一枚きりならば一人の人が8万円を独り占めする高配当となり、これを倍率で表すと800倍という事になります。

仮にこの当たり券を持っている人が一人で200円分馬券を買っていた場合、得られる収入は同じく8万円ですから倍率は400倍になります。単勝馬券の売上額のMAX以上の配当は絶対に仕組み上得られませんから、100円で自分一人しか買っていないような馬は200円以上買うメリットがありません。

的中した馬券の額面総額が1000円なら80倍、1万円なら8倍、2万円なら4倍…と、的中者が多ければ多いほど(正確には的中票数)倍率は小さくなります。

元返し(最低倍率)

競馬の単勝馬券で最低倍率は1.0倍です。上記の例の場合、勝った馬の単勝馬券に投じられた金額の総額が8万円以上だった場合、配当は100円元返しと呼ばれる倍率1.0倍の状態になるわけです。

これは100円の馬券を買って、当たると100円の払い戻しを受けられるという意味で、当然100円使って100円戻って来るのですから利益は全く発生しません。自分の元手のお金が戻って来るだけの話です。

関連:馬券の元返しとは

プラス10

中央競馬の場合はJRAプラス10という仕組みがあるので、本来の計算方法だと100円元返しになる場合でも10円上乗せしてくれるので大抵の場合は1.1倍が最低倍率になるケースが多いのですが、それでも無茶苦茶強い馬で、あまりに人気が集中しすぎてしまった場合には1.0倍になる事があります。

ちなみに単勝売上額の91%を超えた馬はJRAプラス10が発動できなくなるので1.0倍になってしまいます。競馬初心者の人は高額配当が出た方が競馬主催者にとっては打撃なのでは?とイメージする人が多いですが、実際にはガチガチの人気決着の方が主催者には旨みがないという事なんですね。

あと、大井競馬などの地方競馬(ばんえい競馬含む)ではプラス10の制度が今のところ無いので、単勝支持率が72%で元返しになってしまいます。なので同じオッズでも中央と地方では支持率・的中率が違います。

的中者なし・特払い

では仮に馬券購入者が全員同じ馬の馬券を買ったらどうなるか?倍率(オッズ)はもちろん1.0倍で、馬券が当たれば自分が買った金額がそっくりそのまま戻って来ますが、外れた場合はどうなるかというと、的中者無しの場合は特払いと言って全ての馬券が額面100円につき70円の払い戻しになります。

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