メイダン競馬場ダート2000m
ドバイワールドカップ 特徴

最終更新日:

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競馬のドバイワールドカップの舞台となるのはメイダン競馬場のダート2000mコースです。メイダン競馬場のダート2000mコース特徴やドバイワールドカップの傾向について詳しく考察していきたいと思います。

メイダン競馬場 ダート2000m コース図

メイダン競馬場と日本競馬のダート比較

ダート競馬の特徴でも書いたとおり、日本のダートは砂ですが、一般的に海外の競馬場で使用されているダートはシルトと呼ばれる泥が多く含まれているダートなので、日本のダートコースよりもスピードが出やすい性質があります。

ただ、メイダン競馬場のダートコースは芝と比べて速いタイムも出ませんし、パワーが必要な事から、日本のダート馬には合うのでは無いかと言われてますね。

日本のダートはビーチの砂浜をイメージするとわかりやすいですが、メイダン競馬場のダートは「田んぼ」の土をイメージすればわかりやすいかも知れません。(でも田んぼの土そのものではありませんよ)

私としてはドバイなんて砂漠だらけなんだから砂漠の砂を使えば良いじゃないかと思うのですが、わざわざよそから土を運んで来てダートコースを作っています。

ドバイの砂漠イメージ

それには1つ大きな理由があって、元々このメイダン競馬場はダートの代わりにタペタと呼ばれる人口素材の馬場を使ってたんですが、夏場気温が50度ほどに上昇するドバイではタペタが変質してしまい、合わなかったそうです。

変質して真っ黒になったタペタの画像が中山馬主協会のWEBサイトに掲載されていたので以下に引用させて頂きます。

変質して真っ黒になったタペタ

これだけ黒いとナイター競走なんかだと視認性が悪くなって、その影響から安全性に心配が出て来そうなレベルです。

それだけの事なら石油がジャブジャブ湧いて来るドバイさんが、金にモノを言わせて毎年タペタを張り替えれば良いのですが、馬場にタペタを採用してから以降、適性が合わなくなってアメリカから強い馬が参戦しなくなったのが一番の理由です。

メイダンコースと日本馬の相性

そんなわけで現在は比較的アメリカのダート馬場に近いコースとなっています。で、結局メイダン競馬場のダートは日本のダート馬との相性はどうなのか?というところですが、日本馬には有利ではと言われていた割に実際の結果が芳しくありません。

2015年のドバイワールドカップではホッコータルマエが勝ち馬から9馬身差の5着、2016年にもホッコータルマエが挑んで勝ち馬から8馬身以上離された9着でした。

レースは違いますが、同じダートコースで行われるUAEダービー(G2)でゴールデンバローズが3着とは言え勝ち馬には8馬身以上千切られてますし…

上記2頭よりもダートで結果を出している馬なら、もうちょっと戦えるかなという気はしますが、馬場云々という以前に、ドバイワールドカップに出走してくるライバルが強いというのも、大きな壁として立ちはだかってますよね。

ただ、2017年のドバイワールドカップ出走予定馬は4頭いて、その内の1頭ラニはUAEダービーを勝っていますし、アメリカのダートG1でも3着の実績があります。

他の出走予定馬3頭も日本のダート路線ではそれなりに結果を出していて、日本人としては期待が高まってしまいますが、1着賞金6億6千万円のレースですから、やっぱり出走馬のレベルはかなり高いと思います。

日本馬が1回も勝てていないフランスの凱旋門賞でさえ1着賞金3億円ほどなので、当然ドバイワールドカップにはトップクラスの馬が集まります。

ドバイワールドカップの傾向

実は1回も日本馬が勝てていない凱旋門賞とは違い、このドバイワールドカップは日本馬は2011年にヴィクトワールピサが勝ってるんですよ。

ただ、その当時はダートから先述したタペタに馬場が変更されていた時期なので、どちらかというと日本の芝馬にとっては相性が良かったというのもありますけどね。

ちょうど3.11の震災の直後で日本人としては心沈んでた時期なので、この奇跡的なタイミングの大偉業に、当時勇気づけられたファンも多かったんじゃないでしょうか。

馬場を一切気にせず過去の勝ち馬の傾向を見てみると、イギリス馬が1頭、日本馬が1頭、あと残りは全部地元ドバイ馬とアメリカ馬で埋め尽くされています。

世界一の馬産国アメリカさんと、無尽蔵の資金力を誇るドバイさんが世界中から買い揃えた名馬に、アウェイで勝つのは並大抵ではありませんよね。

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