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うまめし.com 競馬必勝法の北村です。
ダート馬の特徴と血統について考察していきたいと思います。
ダートでの勝利数が多い種牡馬はクロフネ・ゴールドアリュール・キングカメハメハあたりがトップクラスよ。
競馬場のダートコースはクッション性の高い砂でできているので、スピードを出して走るにはパワーが必要になります。
また、先行して粘るというパターンの展開が多いので、一瞬のスピードがある馬よりスタミナのある馬が有利になりがちです。
なのでダートで良く走る馬というのは筋肉量の多いマッチョな体型をしている事が多い傾向にあります。
もう少し詳しく知りたい人はダート競馬必勝法も合わせて読んでみてください。
人間のアスリートで言えば、芝でよく走るのは短距離陸上選手のような体で、ダートでよく走るのはプロレスラーのような体型だといったところでしょうかね。
ダート向きの体格かどうかを見分けるには、パドックで歩いている時に脚の付け根に近い部分の筋肉を見る方法があります。
ダートで強い馬というのはこの部分の筋肉がしっかり盛り上がっているケースが多いですね。
そうは言っても初心者の人なんかは、馬の体なんかどれ見ても同じに見えてしまうよ…という人もいるでしょうから、そういう場合は実際の成績で判断するしかありません。
競馬新聞には各馬に「ダ1204」みたいな数字が4つ並んだ項目があったりするんですが、これはダートでの1着回数・2着回数・3着回数・着外回数を表しているので、それを参考にすると良いですね。
大きく分けてダート馬の血統には2つのパターンがあって、1つはダートが向いている血統。もう1つは元々血統自体は芝向きなんだけど、ダートで通用してしまうパターンがあります。
同じ父母から産まれた馬でも当たり外れがあり、ダート向き血統でハズレの産駒と、本来は芝向き血統だけどそこそこ当たりの産駒では、後者の方がダートで走ります。
日本の競馬は芝の方が賞金の高いレースが多く、そのため多くの馬は芝の大きなレースを目標としてデビューします。
なので芝血統の大当たりの馬は大きな芝レースに向かうわけですが、そこには行けない芝血統で程々の馬はダート路線に転向するケースが多々あります。
すると父も母も別にダート適性の血統ではないのに、ダートでそこそこ走れる馬が登場するわけですよ。
昨年のリーディングサイアー(種牡馬の勝利数ランキング)の上位は芝の場合ディープインパクト、ステイゴールド、キングカメハメハなど、いずれも現役時代には芝で活躍した種牡馬たちが並びます。
芝のリーディングサイアーにはまずダート血統の種牡馬の名があがる事はありません。
しかし、ダートのリーディングサイアーを見ると、上位はゴールドアリュールやクロフネなどダート血統に混じって、キングカメハメハやキンシャサノキセキなど芝血統の馬がゴロゴロ名を連ねています。
生粋のダート血統もダートで強いのですが、実際には芝血統でそこそこレベルの馬が、ダートレースで頻繁に馬券に絡んでいるという事は覚えておいて損はないと思います。
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