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うまめし.com 競馬必勝法の北村です。
名古屋競馬場のダート920mの特徴について解説する。名古屋競馬の920mコースは2コーナー奥のポケットからスタートし、コーナーを2つまわって向きを180度変える、いわゆるワンターンのコース設定。
旧800mコースでは、スタートから最初のコーナーまでが約260mだったのに対し、リニューアル後の920mでは約350mと長くなり先行争いが長引きやすくなり、競走距離も120m延長された事から若干スタミナが必要で、800m時代と比べるとわずかに逃げ馬に不利になるポイントは出来た。
とは言え、圧倒的に逃げ・先行タイプの馬が有利な状況には変わりなく、差し・追い込みタイプの馬や、スタートでしくじった馬には挽回のチャンスは絶望的。
名古屋競馬の920mコースで有利な枠順は外枠です。なんとなくインコースからゲートを飛び出してハナ(先頭)を奪うのが有利だと思われがちですが、それは先頭を奪えるだけの初速のある馬の話であって、先行力がほどほどしか無い馬はさほど内枠に魅力がありません。
なぜかと言うと、外側の馬がスタート後に出ムチを入れて加速する時に、どんどんインに寄って決ますから、内枠の馬は体半分でも先にリードされてしまうと引っ込まざるを得ない状況になってしまうからです。
レースの中心となる馬が内枠にいるのか、中枠にいるのか、外枠にいるのか、それによって2番手3番手候補の馬が変わってきます。先行力のある強い馬が内枠で一気に先行するような場合は、中枠・外枠にいる2番手3番手評価の馬はそれなりに競馬をしやすく、勝ちきるのは難しいですが馬券候補にはなりやすいです。
強い馬が中枠にいて、2番手評価の馬がそれよりも内枠にいるような場合では、まず中心馬がリードしてインに寄り、そこに外から3番手4番手評価あたりの馬が続いて来ると、インコースの2番手評価の馬は包まれる形になり、馬券圏外になってしまう可能性が高まります。
では強い馬が外枠にいる場合はどうかと言うと、この場合も先程と同じで外枠から一気に先行して他馬にケツを嗅がせるように内に切れ込んで先行されると、被された馬は一旦は加速を中団せざるを得なくなります。で、加速が再開するのは当然外側の馬からになるので、やはり外枠が有利になりやすいという事です。
↑外側から強い馬が体1つ抜きん出てしまうと…
↑その馬がインに寄せる事で内枠の馬が加速を中団し…
↑前をカットされ終わった馬から順に再加速するので…
↑外枠発進だった馬ほど前に行きやすくなり…
↑内側の馬は結局最後には窮屈になって引かざるを得なくなったり…
これは一例であって、必ずしも外枠ばかりが有利とはなりませんが、こういう展開はよくあるケースなので覚えておいて損は無いかと思います。各馬の先行力と枠順をよく見比べて最初のコーナーに到達するまでの馬群の隊列をイメージする事が馬券的中に重要なわけですね。
名古屋競馬の920m戦を予想する時によくあるミスがあって、名古屋競馬の920m戦はそれほど数が多く無いし名古屋競馬では多くのレースが1500mで行われるし、920m戦に出走してくる馬でも過去には1500mばかりを使ってきたような馬も沢山います。
なのでうっかり1500m戦だと思い込んで予想して馬券を買い、いざレース出走の時になってはじめて920m戦である事に気付くミスが起きやすいので注意が必要です。
事前に距離を確認してないと、1500mだと思い込んで「先行馬多いな!これなら差しが決まりそうだ!」と先行力の無い末脚重視の馬を買ってしまい、レース開始後に悔しい思いをしてしまう事がありますからね。
名古屋競馬920mで行われる重賞は以下の通り
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