複勝ころがしと金丸法

最終更新日:2019/03/17

こんにちは、うまめし.com 競馬必勝法の北村です。

複勝の競馬必勝法や馬券術と言えば一般的には複勝ころがしとか金丸法が有名ですが、実際のデータや確率なども見ながらそのへんも踏まえて詳しくお話したいと思います。

もくじ

複勝ころがしとは

複勝ころがしとは簡単に言うと1レースで1万円買って当てて2万円になったら、2レースにそれをそのまま賭けて2万円を4万円にして…という感じで雪だるま式の複利効果を狙った馬券術です。

複勝ころがしは転がしている途中で1回でも外れてしまったら全額を失いますから、相当な相馬眼が求められますし、落馬や故障・出遅れと言った不測の事態に全く対応出来ません。

金丸法とは

そこで、そうした不測の事態や自分の馬券選定ミスなどの可能性も踏まえて複利効果を得るために考えられたのが「金丸法」と呼ばれる競馬必勝法です。

金丸法とは、資金を13分割して1:3:9の割合で賭け金を設定する競馬必勝法なんですが、例えば分かりやすくするために最初の手持ちが13万円だとします。

そしたら13分割すると、ちょうど1単位が1万円ですが、最初のレースに1万円賭けます。当たれば何も問題ありません。ただ、馬券が不的中になって外れた場合には、次の段階に進みます。

レース賭け金損益分岐
1レース目1万円1.1倍以上
2レース目3万円1.4倍以上
3レース目9万円1.5倍以上

1:3:9なので、外れた次のレースは3万円賭けます。ここで注意して欲しいのは複勝オッズが1.4倍以上の馬を買わないと1段階目の損金を回収出来ないばかりか、あくまでころがしの発展形なのに資金の複利効果も得られません。

例えば1Rで1.1倍の複勝に1万円賭けます。当たれば1000円の儲け、外れた場合は2Rで1.4倍以上つきそうな複勝を3万円1点買いします。当たれば払い戻しが42000円になるので馬券購入に使った4万円を差し引くと2000円の儲けになります。

プラスになったので1チャレンジ目は終了。

次はまた最初の1万円から…なんですが、2000円の利益が出たのでこれを軍資金元金に組み込んで…

レース賭け金損益分岐
1レース目10100円1.1倍以上
2レース目30300円1.4倍以上
3レース目90900円1.5倍以上

次からは10100円→30300円→90900円のプランで行けば複利効果が得られるという事です。チビチビころがってますよね。

過去の統計データから複勝配当が140円を超えるのは大体2番人気以降なんですが、2番人気の馬でさえ3着以内に来る確率は49%ほどしかありません。

これがどういう事かと言うと、上記の金丸法は3連敗したら終わりですが、的中率49%の馬券が3連敗する確率は0.51^3=13.2%もあります。

複勝オッズ1.4倍の馬券なんて3回連続で外すわけがない!と初心者の人は錯覚してしまいそうですが、結構簡単に3連敗してしまうって事なんです。

何点買いがベストなのか

複勝1点買いが良いのか、多点買いが良いのか、と聞かれる事がありますが、さすがに複勝で2点買い3点買いと買い目が増えていくと、当たる確率は高まって的中率は上がっても、回収率が低くなって利益を出すのが難しいですよね。

複勝は8頭立て以上で同着が無ければ3点までしか的中がないので、4点以上買えばどんなにパーフェクトな予想が出来てもハズレ馬券が発生します。

それに1着2着3着が自分の選んだ馬で埋まらないと儲けが出ないなら、それこそ3連複を買えば良いじゃないかという事になりますよね。

なので通常は1点買いで、かなり高配当の馬を狙う時は2頭くらいまでなら買えるというのが答えになります。

複勝ころがしで1000円を1万円にできる確率

複勝ころがしで1000円を1万円にできる確率は何パーセントくらいあるのか計算してみたいと思います。

まずは大体のオッズで何ころがりほど必要なのかを見てみましょう。

オッズ必要的中数
1.1倍約26回
1.3倍約10回
1.5倍約6回
2.0倍約4回

1.1倍の複勝を当てるのは簡単そうに思えますが、それでも資金を10倍にするには26回も連続で的中しなければならず、意外と難しそうですね。

それぞれのオッズで確率の理論値を算出してみると…

オッズ的中率
1.1倍約72.7%
1.3倍約61.5%
1.5倍約53.3%
2.0倍約40.0%

あとは上記の確率をもとに1000円が1万円に到達するのに必要な回数連勝する確率を計算すると…

オッズ成功率
1.1倍約0.025%
1.3倍約0.774%
1.5倍約2.292%
2.0倍約2.560%

複勝ころがしは1回ハズレてしまうと終わりなので、ついつい「堅いところへ堅いところへ」と意識が向きがちですが、実際にはある程度のオッズを狙った方が資金を10倍にする成功率は高まります。

複勝ころがしやめ時

複勝ころがしを実践し、良い調子でころがっている時に、どこで止めるべきか迷いますよね。永遠にころがせるわけではありませんからね。

もっとも最適な止め時は「儲けに満足した時」「次に賭けるのにビビってしまった時」ですね。

永遠に当たり続けるという事はありませんから、どこかで止めなきゃいけません。最初に決めた目標額に届いていなくても気持ちがビビった時点で勝負は負けに片足突っ込んでいるので、潔くそこでストップするべきです。

時々「当たり続けるとだんだん的中率が低くなる」かのような解説をしているWebページがありますが、正しくありません。間違っています。

想定される的中率が80%の買い目が4回連続で当たる確率は約41%ですが、3回連続で当たったあとの4回目が当たるかどうかは、41%ではなく、やはり80%であり、前後の結果によって的中する確率は変化しません。

複勝ころがしやってみた

百聞は一見にしかず。実際のレースで複勝ころがしをやってみました。

1回目

実践したのは2019年の3/15名古屋競馬の1レースです。

複勝ころがし1レース目イメージ

800mの短距離戦ですが、かなり弱い馬が集まったここは1番人気2番トーセンペリドットの複勝に1000円投じたいと思います。

レースがスタートして5番手につけて…

たった800mですが他馬が弱すぎて勝手にバテてしまったところを外からマクって2馬身差の完勝!

複勝ころがし1レース目の結果

2回目

1000円が1100円に膨らみましたので、今度はこの1100円をそっくりそのまま次のレースに投じます。

複勝ころがし2レース目イメージ

1400m戦でまずまずのスタートを決めて…

逃げ馬が粘って単勝万馬券になるも、複勝なので2着に入ってくれて見事的中!

複勝ころがし2レース目の結果

4番の複勝は130円ついてころがし成功です。

ころがしは掛け算なので、最初に1.1倍が当たってから1.3倍が当たるのも、最初に1.3倍が当たってから1.1倍が当たるのも到達する金額に違いはありません。

複勝ころがし成功2019

今回は1000円ずつ賭けるより30円ほど多くお金が増えましたが、その分2レース目には100円余分に賭けているのですから当然の事ですよね。

もちろん複勝だけでなく単勝でもころがしは可能で、興味がある人は単勝転がし 競馬資金を2倍にする方法で実際にインターネット投票を使い、ころがしを実戦しているので読んでみてください。

良い予想方法は良い結果を生む

全レース1番人気の複勝買うと的中率回収率どうなるかで、1番人気の勝率や回収率などのデータ表を見てもらいましたが、実は毎年単勝1番人気の成績は複勝率6割、回収率8割程度で安定していて、あまり変動がありません。

つまり、「単勝1番人気を買うべきという結論に必ず辿り着く競馬予想法」などというものが存在した場合、毎年上記の表のような的中率と回収率が維持される可能性が極めて高いというわけです。

上記リンク先の成績データでも福島競馬の単勝1番人気の単勝馬券は回収率が58%だったのに対し、札幌競馬場の単勝1番人気の複勝回収率は95%と実に40%近い開きがありましたよね?

このように条件が変われば馬券の的中率や回収率も変わります。悪い予想方法は悪い結果を招き、良い予想方法は良い結果を生むようになっているわけです。

たとえばこのように全レースが的中してしまったり…

上記の馬券は複勝ころがしではなく均等買いですが、もしころがしていたら元金は67倍になっていました。競馬予想というのは「何が大切で、何が大切でないか?」を知っていなければ良い結果にはつながりません。良い予想法を知らなければ競馬で勝つ事はできません。

では、そんな知識はどこで学べるのか?と言うと、私のうまめし.com 競馬必勝法で全て公開しています。

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