競馬ローテーション勝率への影響

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うまめし.com 競馬必勝法の北村です。

競馬でローテーションとはご存知の通りレース間隔を言いますが、通常は中央競馬だと1ヶ月に1回くらいの出走頻度が普通です。

毎週レースに出れば、出走手当が貰えて馬主も調教師も儲かるのですが、馬も疲労と回復のバランスを考えないと倒れてしまうので、馬が回復できるだけの間隔をあけます。

ローテーション別の勝率

連闘と呼ばれる先週出走した馬が、すぐ翌週に出走する事もありますし、休み明けと言って3ヶ月以上レース間隔をあける場合もありますし、1ヶ月ごとの出走頻度と比べて勝率はどうなのか調べてみました。

ローテ勝率出走頭数
1週間後5.0%1500頭
2週間後6.6%6200頭
3週間後8.3%8700頭
4週間後8.2%5800頭
1ヶ月以上6.6%10000頭
6ヶ月以上6.1%1500頭

やはり適切なレース間隔を保つ事が勝率に影響があると言えそうですね。意外だったのはキッチリ4週間後よりも3週間後に出走する馬の方が勝率が高かったという事。

前走から3週間後だと「ちょっと間隔短いな、ちゃんと休めたかな?」と思う人は多いですが、実は出走頭数も4週間後より多く、勝率も高いという事がデータでわかります。

競走馬は目標レースに向けて仕上げられて行く

以下は三冠馬オルフェーヴルが3歳の春に歩んだローテーションですが、以下の番組表を見て仕上がりのピークをどこへ持って行けば良いかわかりますか?

開催月 レース名 賞金
3月 スプリングS 5570万円
4月 皐月賞 1億2973万円
5月 ダービー 1億8626万円

やはり賞金の一番高額なダービーに100%のパフォーマンスが出るようにしたいですよね。ならばスプリングSで目一杯の状態にしてしまうと、ダービーの頃には疲労が蓄積されてしまうのでダメって事ですよ。

これがダートの古馬路線になると少し状況が違います。

※ダート:芝生ではなく砂の路面のコースの事

開催月 レース名 1着賞金 距離
10月 南部杯 4500万円 1600m
11月 JBC 8000万円 2000m
12月 チャンピオンズC 9700万円 1800m
12月 東京大賞典 8000万円 2000m
1月 川崎記念 6000万円 2100m
2月 フェブラリーS 9700万円 1600m

冬の時期は気温が低く芝の育ちが悪いため、芝の養生のためダートレース番組が充実するのですが、10月から2月までの5ヶ月間に6つのG1級競走が行われます。

賞金と得意な距離のどちらに照準を合わせるのか、距離と賞金がそれぞれ違うので、各馬陣営は馬の適性と得られる賞金のバランスを考えるわけですね。

全部出て全部勝つ!みたいな圧倒的に強い馬なら別ですが、普通は他の馬だって強いのですから全部は勝たせてもらえるわけはなく、どこか1つを大目標にするはずです。

その大目標がどこなのか、今回のレースはあくまで叩き台なのか本番なのか、それを読む事で当たり馬券が見えてくるという事なんです。

馬の成長曲線によってローテを考える

サラブレッドは競走馬の生涯の中で、もっとも高い能力を発揮できる時期は限られていて、それぞれの馬によってそれがいつになるかは違います。

馬主や調教師としてはダービーを勝ちたいと切実に願っていても、競走馬としてのピークが早いか遅いかで結果が大きく違ってくるわけです。

一般的な成長曲線

普通馬の成長曲線.png

一般的には競走馬としてのピークは4歳で、少し遅咲きの馬なら5歳あたりがピークになる事が多いわけです。

晩成型の成長曲線

晩成型の成長曲線.png

若い頃はなかなか勝てず、6歳などの一般的には高齢と呼ばれる頃になって急に活躍出来る馬もいます。こうした晩成型の馬は上のグラフの線のような成長を見せます。

ただ、単に加齢によって気性面が穏やかになったために本来の能力を発揮できただけの馬も、傍目には上記のグラフのように解釈される場合が多いでしょうね。

早熟型の成長曲線

早熟型の成長曲線.png

早熟馬というのは、主に2歳時に他のライバル達が成長しきっていないのにすでに高いパフォーマンスを発揮できる馬の事です。

ファンや馬主としては「2歳でこの能力なら3歳4歳になったらとんでもない事になるぞ!」と期待するものの、早熟タイプはそこからの伸び代が無い場合が多いわけです。

このようにローテーションを考える時は個々の馬の成長曲線は無視できない要素です。

人間の都合通り馬が動くとは限らない

上記のように競走馬の能力には変動があり、さらにそこに細かい日々の調子の変動も加味されるわけですから、出来るだけ大レースに能力と調子のピークを持って行ければ、高い賞金を得られるという事になります。

馬の調子や仕上がり状態が調教師や馬主が思い描くレベルに達していなかったとしても、目標にしていたレースの日付はもう決まっているので、そのレースの日に調子や仕上がりがどうであれ出走させてしまうのも人間側の都合。

人間側の立てたスケジュールに沿わそうとしても、馬も生き物なので、スケジュール通りに体が言うことをきくとは限らないですよね。

まなじっか実力があるがために、その馬自身の体調に合わない出走スケジュールをこなさなければならない馬は沢山います。なぜなら強い馬が出走するG1などの大きな重賞レースは数が少ない上に日付が決まっているからです。

反対に下級条件になればなるほど、似た条件のレースは沢山あるので体調や仕上がりに不満があるなら焦って出走させる必要は無いし、馬の体調が万全の時に出走させやすいわけです。

※中央競馬で行われるレースの約半数が未勝利戦

または何度か走らせつつ調整をはかる場合もあるでしょうね。こうした人間側の都合と馬の都合をちゃんと読み取ってやる事で競馬予想の精度が高まっていきます。

勝つ気なく調教代わりにレースを使うケースも

門別競馬場で行われるエーデルワイス賞は一応重賞ですが、2歳馬のレースなので成長途上の馬も多いのが特徴です。

開催時期が夏場のため、中央競馬の夏競馬期間を北海道の牧場で休養し、秋競馬の中央場所に戻る前に出走手当稼ぎしたいだけと言う意図が見え見えの馬が多いです。

こんな本気で勝ちに来てない馬は、人気してるのに残念な結果で終わる事が多いんですよ。そんなレースの馬券を買ってしまっている競馬初心者が私は不憫でなりません。

人都合より馬都合

自分が今から買おうとしている馬が人間側の都合だけで出走させられているのか、「調子が良すぎて出走させなきゃもったいない」と言って馬側の都合で出走してきているのか、それを察する努力を怠らない事が競馬で勝つ方法の1つ。

サラブレッドは経済動物ゆえ、競馬ファンがイメージするような「いつもガチンコ勝負!」とは限りません。本当に調教代わりにレースを使うなんてザラにあるんですよ。

なぜこの馬はこのローテーションで出走してきたのか?どうしてこの馬はこの番組を選んで出走してきたのか?と陣営の意図を読み取る事が競馬予想では重要なんですね。

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