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JRAでは三連複人気別の出現率はどのようになっているのかを調べてみました。過去5年間JRA全レースのデータをごらんください。
人気順 | 出現率 | 平均配当 |
---|---|---|
1 | 9.1% | 824円 |
2 | 6.3% | 1229円 |
3 | 5.3% | 1497円 |
4 | 4.1% | 1863円 |
5 | 3.6% | 2078円 |
6 | 3.1% | 2445円 |
7 | 3.0% | 2702円 |
8 | 2.4% | 2973円 |
9 | 2.4% | 3288円 |
10~19 | 15.8% | 4658円 |
20~29 | 9.7% | 7703円 |
30~39 | 6.5% | 10864円 |
40~49 | 4.8% | 14660円 |
50~59 | 3.6% | 18216円 |
実は三連複の1番人気って9%ほどしか出現しません。確かに上位人気は馬券に絡みやすいものの、1番人気2番人気3番人気の3頭がキッチリ揃って馬券圏内に入って来る事って珍しいですもんね。
ただ、詳しくは後ほど話しますが、これはあくまで全レースでの統計なので、競馬新聞の印がかなり3頭に集中して偏っているような、どう考えてもこの3頭でガチガチの決着じゃないか?と思えるようなレースではそれ以上の的中率になります。
地方競馬だと、三連複1番人気の出現率が30%程度ある場もあります。
JRAでの三連複出現率をオッズ別にしたものが以下のグラフです。
上記のグラフを見れば一目瞭然ですが、やはり配当が低い三連複は1点買いでも当たりやすいし、配当が高い三連複は1点買いで当てるのは難しいという事ですね。
要するに三連複の当たりやすさというのはある程度オッズと連動した関係にあると言えるわけですが、馬券の面白いところは絶対に的中率とオッズが等しい関係にあるとも言い切れないところです。
例えば外国から遠征してきた有名な強い馬で、新聞の印も◎印がズラリ、これは逆えない…と本命にしたところ、蓋を開けてみれば日本の馬場が全然合わずに大惨敗。
他にもG2レースで人気が集中した強い馬がまさかの逸走で最後方になり、その後まさかまさかの盛り返しで2着。こんな能力を秘めた馬なら次のG1も絶対勝つに違いない!と思って軸馬にしたらまさかの7着…。
上記の例は実際に過去にあった事例なんですが、このように強い強いと思われていた馬が、レースが終わってみればそうでも無かったかも知れないな…というケースは競馬では結構多発していて、全体的に見ればオッズは勝率と連動するものの、上記の例のようにオッズと的中率が連動していないとも思えるレースもあるんです。
競馬には「穴狙い」という言葉が昔からありますが、要するに結構当たる確率が高いと思うんだけど、何かしらの理由によってあまり競馬ファンから注目されていないな、という馬券を積極的に買う姿勢が馬券収支を改善する話は沢山あります。
当たりやすさばかりを追い求めると、そういう穴馬券が買いづらくなってしまい、結局馬券収支がジリ貧になるというケースが結構多いんですよね。
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