夏競馬パドックの見方

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うまめし.com 競馬必勝法の北村です。

夏競馬のパドックを見る際に、どのような点に気を付けて馬体をチェックすれば良いかについて解説します。気温が高いので競馬場でパドックを見る場合は自分自身の体調にも気を付けてくださいね。

ただ、今時の馬券事情を考えると、場外比率が高いので現地でパドックを囲んで馬体を見る人より、ウインズや場間場外、または自宅でグリーンチャンネルやレーシングビュアーを利用する人の方が多いかも知れません。

そうなると細かいところまでは見られませんし、モニターでパッと見てわかる範囲で良し悪しを判断出来ないといけないって事です。

まずは一番簡単な夏バテチェック

人間でも馬でも夏バテしてたらもうダメですよ。そして、完全に夏バテした馬はかなり初心者でもわかりやすいです。まず普通パドックでは馬って口を閉じて歩いてます。

通常のパドックでの馬の様子

これが完全にバテた馬はだらしなく口を開けてベロ(舌)をダラーンと垂れていたりします。暑い時に犬がベロ出すのと同じ感じです。これなら場外馬券売り場のモニターからでも確認しやすいですよね。

時々ベロを出す癖がある馬がいて、そういう馬は別にバテているわけでは無いので、そこは注意が必要です。ただ、近年ではあまりこういうわかりやすくバテてる馬はいません。

なぜかというと、サラブレッドは金のなる木なので、調教師や厩務員が「馬が体調を崩しかけている」と判断したら全力でケアするからです。

荒尾競馬場が廃止される少し前、真夏のパドックでベロを出してフラッフラで顎を閉じる気力も無いような馬がパドックを歩いていました。とても今からレースに挑む馬の状態とは言いがたい話ですが、出走手当が欲しいだけなので手抜きのレースをするわけですよ。

その当時の荒尾競馬は、スタートが決まれば普通に走り、スタートが決まらなければヤラズモードに切り替えて馬場をチンタラ1周するだけ。馬券を買っている競馬ファンからすると競馬とは呼べないレースばかりでしたね。

ちなみにヤリ・ヤラズについてはヤリ・ヤラズを読む競馬必勝法!にも詳しく書いているので、良かったら参考にしてみてください。

今は、特にJRAでは、そんな無理使いをしなくても充分馬主も調教師も稼げるので、馬の体調を第一にするのが普通です。そんなわけで上記の方法は簡単な分、使えるシーンが少ないかも知れませんね。

ただ、現在のJRAでも馬を走らせれば走らせるほど金が儲かるのは事実で、競馬初心者の人は知らないかも知れませんが実は中央競馬って8着まで賞金が出るんですよ。なのでチンタラ走りで良いから8着以内でチビチビ賞金稼ぎたい…という陣営もあります。

大抵そういう使い方をされる馬ってのは「上を目指せない、能力の限界が見えている馬」で、そういう馬にとっては強い馬が休養に入る夏場は稼ぐチャンスなわけですよ。

競馬は全ての馬が毎回全力でガチンコ勝負するわけではないので、競馬ローテーション勝率への影響で書いたように、各馬が出走している意図を読まないと馬券は継続して勝つ事ができません。

ややバテに気付けるかどうか

出走手当目当ての馬や、7着8着に入ればOKの馬を除き、勝ち負け出来るレベルの馬で、なおかつ勝ち負けする気で出走させている馬の場合は「ややバテ」を見抜けるかどうかは結構重要なポイントだと思います。

基本的に体調に問題が無いから出走して来るわけですが、レースへの出走登録(出馬投票)は当然レースよりも前に行われます。そして、一旦出走する事になれば明らかな疾病や怪我などの故障が無い限り、日本の競馬は勝手に出走取り消しとか出来ません。

ちなみに外国では「馬場状態が悪い」みたいな理由でも出走取り消しできます。

特別競走や指定交流競走の場合はレースの1週間前に特別登録を行いますし、それ以外のレースでも出馬投票は木曜日です。

なのでレース当日までに何らかの理由で「ちょっとだけ体調が下降気味」ぐらいのレベルになる馬はいてもぜんぜん不思議はありません。数自体は多くはありませんが。

テンションの低い馬は注意

人間で考えても、体調が悪い時って暴れる元気すらありませんよね。寝こむまでいかずとも、例えば通勤電車でいつもは立ってて我慢できても、体調悪かったら座りたいと感じるのと同じ理屈ですね。

逆に元気な時はテンションも上がるし、身体を動かす元気があるわけです。なので、パドックでちょっとぐらい「イヤイヤ」をしたり「尻っ跳ね」をして厩務員さんを困らせてるぐらいは好調のバロメーターと言えます。

馬がもう歩くので精一杯だと思っていたら、暴れる余裕なんかありませんから。でも、気を付けて欲しいのはパニック起こしたように暴れているのはダメです。

パニックを起こしている馬

元気は元気なんでしょうけど、馬の気持ち的にヤバイでしょうし、激しく動き過ぎる事によってレースまでの間に体力を消耗してしまうのが困ります。

パドックを見ないパドック診断

上記のような事は長年競馬を続けてパドックを見続けていると、色んな細かい違いが分かってきます。厩務員さんは毎日馬の顔を見ているので馬の顔で個体識別出来ますが、普通の一般人には馬はどれも同じ顔に見えるのと同じ理屈です。

そういう自分で判断できないレベルの人や、3場開催で36レースみっちり買いたいので1レースあたり10分しか馬券検討の時間が無い人にはパドックを見ないパドック診断の方法も役立つかも知れません。

方法は簡単で、パドック周回中のオッズモニターなどに表示される単勝オッズをスマートフォンで撮影しておきます。あとはパドック周回が終わったら、その後オッズの変動がどうなるかを見るだけです。

パドックを競馬予想上重要だと考えている人はパドックをしっかり見るわけで、パドックが終わる前に馬券投票しません。そして、パドックが重要だと考えているのだから当然パドックを見慣れている事が容易に想像できます。

オッズ変動のタイミング

要するにパドック後にオッズが下がる馬はパドック派の競馬ファンから好評価を得たと言えますし、パドック後にオッズが上がる馬はパドック派の競馬ファンにあまり馬券を買って貰えなかったという事になります。

つまりオッズの動きを観察する事によって、パドックを重視する人達の多数決を知る事ができるというわけです。ただ、もちろんそれ以外の人も投票するわけですから、ある程度ノイズが混じる事は避けられません。

それに他人の多数決に依存していては、いつまで経っても自分で判断できるようにならないでしょうからね。そこで私のうまめし.com 競馬必勝法で公開している競馬教科書のオマケに「パドックの見方入門」をお付けしているので、良かったら読んでみてください。

うまめし.com 競馬必勝法

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