最終更新日:2020/05/26
こんにちは、うまめし.com 競馬必勝法の北村です。
夏競馬は芦毛が強いという意味の競馬格言があるんです。理由は要するに黒い毛の馬は日光を吸収する色なので暑いし、白い毛の馬は日光を反射する色なので暑くならない。芦毛というのは白っぽい色の毛色なので、夏競馬には強いだろうという理屈です。
こんなものは検証するまでもなく、夏場の直射日光の当たる屋外で、黒いTシャツと白いTシャツを来てしばらく立ってれば誰にでもわかる簡単な理屈ですよ。いちいち検証するまでもありませんが、以下のデータをご覧ください。
毛色 | 勝率 |
---|---|
鹿毛 | 7.0% |
栗毛 | 7.2% |
黒鹿毛 | 7.3% |
青鹿毛 | 7.8% |
芦毛 | 7.1% |
青毛 | 7.5% |
栃栗毛 | 7.9% |
はい、ご覧のように芦毛の馬の勝率が際立って高…くないですね!誰ですか夏は芦毛が強いとかいい加減な事を言った人は!むしろ毛色ランキングで言えば下から2番目で弱い方じゃありませんか!
夏競馬は牝馬がなぜ強いのかデータで格言を検証の時のように、元々大した事の無い勝率が夏場だけ普通レベルになる…というわけでもありませんでした。
ただ、上記の表は過去5年間の中央競馬のデータなんですが、もしかしたらたまたま芦毛だけ人気薄の馬ばっかりだったという可能性もありますから、1番人気に限定して改めて数値を調べてみる事にしましょう。
毛色 | 勝率 |
---|---|
鹿毛 | 32.1% |
栗毛 | 33.4% |
黒鹿毛 | 31.9% |
青鹿毛 | 34.1% |
芦毛 | 31.8% |
青毛 | 28.2% |
栃栗毛 | 30.8% |
なんと1番人気に限定しても毛色別の勝率には大差がありません。念の為2番人気、3番人気、4番人気…と人気を区切って見てみましたが、特に下位人気になるほど芦毛が穴をあけている…という傾向は見られませんでした。
ちなみに1番人気馬の平均的な勝率については競馬 単勝 人気別 勝率 連対率 複勝率 中央地方データに書いているので、比較してみてください。
他にも距離だとか、競馬場別だとか、それから馬体重が大幅に増減している馬だとか、色んな角度から見てみましたが、特に芦毛が優位になる条件は見当たりません。
確かに私の長年の競馬経験から言っても、夏場に「また芦毛か!」みたいなシーンに遭遇した記憶がありません。むしろ毛色と夏場の成績にはあまり相関が無いと言われた方が「そうだろうな」と納得できるぐらいです。
競馬場と言えども馬は常に直射日光を浴びる場所にいるわけではありませんし、体温の管理なんかは調教師や厩務員さんたちもケアしているでしょうから、毛色により日光からの影響が違うと言っても、競走能力に支障を来すほどでは無いのでしょうね。
ちょっと話が本筋からずれるかも知れませんが、芦毛が生まれるためには仔馬の両親の少なくともどちらか片方が芦毛で無ければ生まれません。両親ともに芦毛であっても芦毛の仔が生まれるとは限りません。
という事は一言で「芦毛」と言っても強い芦毛の産駒から生まれた芦毛もいれば、肌馬(母馬)がたまたま芦毛で種牡馬はショボイ馬だったので、芦毛と言っても絶対的な能力が劣っているというパターンもあるかも知れません。
しかし、牝馬が年間に産める仔馬の数は1頭だけ。つまり芦毛の誕生には「芦毛の種牡馬」がかなり重要な役割を担っている事が想像できます。
ならば、その時代その時代で、強い芦毛の種牡馬がいるかどうかによって芦毛の馬の成績にもバラツキが出る可能性が充分考えられます。
芦毛の馬の分母ばかりを広げれば良いというわけでは無いように思います。
私が芦毛の種牡馬としてまっさきに名前が浮かんだのはクロフネなんですが、このクロフネ産駒の初年度が2005年で、それ以降のクロフネ産駒について調べてみました。これは夏競馬は関係なく年間を通じてのデータです。
毛色 | 勝率 |
---|---|
鹿毛 | 8.7% |
栗毛 | 8.4% |
黒鹿毛 | 7.3% |
青鹿毛 | 3.3% |
芦毛 | 8.9% |
青毛 | 0.0% |
栃栗毛 | 0.0% |
白毛 | 18.4% |
このような結果になりました。
てっきりクロフネ産駒は芦毛を受け継いだ方がクロフネの遺伝子が濃くて強いかも…と思っていましたが、結果的には微差というところに落ち着きました。
夏と言えば強烈な日差しが思い浮かびますが、パドックなどで太陽の光が当たると、サラブレッドは毛づやがピカピカと輝いて見えます。
一方で芦毛は光が当たってもブチ模様の馬が多く、光沢がありません。ピカピカの馬とザラザラの馬が並んでいれば、いかにもピカピカの馬の方が目につくし調子が良さそうに見えるものです。
しかし、先程も言ったように毛色による勝率の違いはありません。となると毛づやで調子良く見えづらい芦毛の馬は、調子が良いのに馬券が売れない…という可能性があります。
そんな馬が穴馬になるかも知れないから、日差しによる毛づやに惑わされず、芦毛馬の体調も公平にフラットな目線で判断しろよ!という意味だと私は解釈しています。
私が馬券で勝ち続けている秘密を公開しているので、興味がある人は私が消す前に急いで読んでみてください。➡今すぐクリックして秘密のテキストを読む
競馬予想がむずかしい…、当たっても配当が安くてトータルでプラスにならない…、そんな悩みはサッサと解消して、あなたも一緒に競馬で稼ぎませんか?
2020/11/01 河口湖特別
824,970円
これ以上競馬で負けたくない!という人は、今すぐ下の赤い「詳細を見る」のリンク先を読んでみてください!
累計1万900名以上が読んだ無料レポート『競馬必勝法はじめの第一歩』差し上げます!
このレポートだけでも充分あなたにとって有益だと思いますが、さらにメルマガを読み続けてくれた方にはこっそりと…
などなど、上記はほんの一部ですが、そういう表には出てこないような裏話も公開していきたいと思います。興味がある人はすぐ下にあるメルマガ登録フォームに名前とメールアドレスを入力して登録ボタンを押してください。1分以内にあなたのメールアドレスにお届けします!(届かない時は迷惑メールフォルダをチェックしてみてください。)
登録フォーム
メルマガはいつでもご自身で簡単に登録解除ができます。他のサイトとは違い迷惑メールは送りませんし、去るもの追わずで気持ちよく即時に解除できます。
※転載・盗用・書き換え加工など一切禁止