こんにちは、うまめし.com 競馬必勝法の北村です。
勝島王冠は大井競馬場で行われるダート1800mの重賞です。勝島王冠の過去データから競馬予想に役立つ傾向を探っていきたいと思います。
過去10年間(9回)の払戻金データを見てみると、単勝1番人気は5.1.1.2の勝率50%ですから、かなり信頼出来そうな印象があります。
うまめし偏差値:51 Nタイプ
うまめし偏差値は当該レースが毎年荒れる、毎年堅い、などの傾向を見せているかどうかを知ることができる数値です。50より小さければ平穏な傾向で、逆に50より大きければ波乱傾向にあり、同じ50でも毎年平均的な配当のFタイプと、安い配当と大波乱の両極端でバランスをとっているBタイプがあります。例えば配当を「平均」で見てしまうと、毎年1000円ぐらいの配当で決まってるレースが、10年間で1回だけ200万馬券が出現したりすると、平均配当20万900円となります。でもそのレースで毎年20万馬券あたりを狙うのが正解とは言えないため、偏差値を用いて正確な傾向を探るのが目的です。
うまめし偏差値は51のNタイプ(ニュートラル)で、特に堅い傾向も波乱の傾向も見せていません。3連単の平均配当が42万円と聞けば荒れるようなイメージが湧きますが、実際には100万超えが2回あっただけで、それ以外は平凡です。
開催年 | 単勝 | 馬連 | 3連単 |
2017 | 350 | 3140 | 63720 |
2016 | 160 | 370 | 9780 |
2015 | 390 | 1510 | 30110 |
2014 | 12800 | 58750 | 1448340 |
2013 | 240 | 1380 | 84620 |
2012 | 180 | 390 | 3700 |
2011 | 950 | 1960 | 10530 |
2010 | 7740 | 8690 | 1711130 |
2009 | 210 | 690 | 69250 |
枠順傾向
枠順の傾向を見てみると、ほぼフラットと言ってもよいぐらいの微差ですが、わずかに外枠勢の方がデータ上は優勢だと言えます。
枠番 | 1枠 | 2枠 | 3枠 | 4枠 | 5枠 | 6枠 | 7枠 | 8枠 |
優劣 | 劣勢 | 優勢 |
大井競馬場の1800mコースについては、大井1800m特徴でも書いているので、良かったら参考にしてみてください。
脚質傾向
過去10年間(9回)で逃げ馬の逃げ馬は1着が1回と3着が1回あるのみ、4コーナーでまだ二桁ポジションにいた馬が勝ったり馬券に絡むところを見ても逃げ・差し・追い込みはほぼ同じ程度で、もっとも有利なのは先行ポジションでしょうね。
脚質 | 逃げ | 先行 | 差し | 追込 |
優劣 | 劣勢 | 優勢 | 劣勢 | 劣勢 |
予想のヒント
2009年から重賞に格上げになり、1着馬には年末のG1東京大賞典への優先出走権が与えられるステップレースです。でも「東京大賞典への優先出走権」は殆ど機能してませんね。ほとんどの勝ち馬が東京大賞典をスルーしているのが現実のようです。
今のところはJRA馬の存在も大きく勝島王冠優勝馬から東京大賞典を制した馬はいません。
1番人気
2013年は1番人気が1着になりました
2014年は1番人気ハッピースプリントが単勝1.3倍で5着に沈みました
2015年は1番人気プレティオラスが単勝2.1倍で6着に沈みました
2016年は1番人気セイスコーピオンが単勝1.6倍で勝ちました。
2017年は1番人気ディアドムスが単勝3.5倍で勝ちました。
結果
2013年は1番人気→4番人気→11番人気で決着
2014年は11番人気→6番人気→7番人気で決着
2015年は2番人気→3番人気→5番人気で決着
2016年は1番人気→2番人気→11番人気で決着
2017年は1番人気→8番人気→5番人気で決着
馬齢傾向
3歳馬は4年間で5頭が出走して1着1回、残りの4頭は全て着外でした。7歳馬8歳馬でも毎年のように馬券に絡んでいるところを見ると、年齢だけで切るのではなく実力を加味する事がポイントになりそうですね。
2013年の3歳馬はソルテの6着が最高着順で、2着は7歳馬
2014年の3歳馬はハッピースプリントの5着が最高着順で、2着3着が7歳馬
2015年は3歳馬の出走なしで、馬券に絡んだ最高齢は6歳馬
2016年は3歳馬は10番人気で4着、馬券に絡んだのは全て6歳以上でした
2017年は3歳馬は5番人気で3着、馬券に絡んだ最高齢は9歳馬
ローテーションの読み
過去4年の勝ち馬4頭の前走の内容に目を向けてみると、4頭中3頭は前走着順が1着でした。レースの格はOP特別だったり重賞だったりですが、前走が1着ではなかった馬でもOP特別1番人気で2着であり、やはり勝島王冠時点で「上り調子の馬」と言うのが1つ推理のポイントになってきそうです。
2013年勝ち馬のガンマーバーストは前走・埼玉新聞栄冠賞で1着でした。
2014年勝ち馬のハブアストロールは前走・文の京特別競走で6着でした。
2015年勝ち馬のムサシキングオーは前走・マイルグランプリで2着でした。
2016年勝ち馬のセイスコーピオンは前走・マイルグランプリで1着でした。
2017年勝ち馬のディアドムスは前走・埼玉新聞栄冠賞で2着でした。
これは2着馬についても同様の事が言えるようで、2着馬の前走の内容もOP特別1着・重賞2着3着・G1で5着などやはり前走の内容から調子の良さを伺える馬が活躍しています。
それを裏付けるかのように、勝島王冠の過去の好走馬が再度勝島王冠に出走してきても、上記のような条件を満たしていないかぎり凡走に終わっているケースばかりです。
なので「強い馬ではあるんだけど、最近の成績はちょっと芳しくないなぁ…」と言う馬は軸には向かないかも知れませんね。
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