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競馬で有利な脚質・不利な脚質について解説していきます。脚質とはレース中に馬が馬群のどのあたりのポジションで競馬するか、それをざっくりと表すものです。
上記の図を見れば大体わかるかも知れませんが、詳しくは競馬 逃げ 先行 差し 追い込み マクリ【意味解説】でも解説しています。
記事内の目次
有利な脚質・不利な脚質
実は競馬で有利な脚質は逃げ・先行タイプの脚質です。理由は3つあって、まず例えば逃げ馬ならラチ(内側の柵)沿いのインコースを走れます。馬群の外を通る事が無いので、コーナーで距離損が発生しないお得なポジションと言えます。
2つ目の理由は、差し・追い込みタイプの馬は馬群に包まれたり、馬群から抜け出しても前にいた馬がフラフラと横移動して来て進路を邪魔されたり、他の馬の存在が物理的な不利につながる事が結構あるので、その頻度が少ない逃げ・先行タイプが有利になります。
3つ目の理由は、そもそも逃げ・先行と言う戦法自体が強くないとできない戦法だからです。差し・追い込み馬の中には、レース後半に向けてスタミナを温存している馬もいれば、ただ単純に皆のペースについてい行けてないだけの馬もいるって事です。
実際のJRA5700レースを対象に統計を取った結果が以下の表。
脚質 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 16.0% | 26.7% | 35.2% |
先行 | 12.5% | 24.9% | 35.1% |
差し | 5.7% | 12.0% | 19.6% |
追込 | 2.2% | 4.9% | 8.6% |
マクリ | 15.2% | 31.7% | 45.5% |
この表を見ても逃げ・先行馬の勝率・上位入賞率が高いのがわかると思います。マクリの勝率が高い事に気付いた人もいるかも知れませんが、これはマクリが有利な戦法なのではなく、圧倒的な能力差が無いとマクリ自体ができないってのが理由。
あと、逃げると言う手段が強くなければできない戦法でもあります。
でも、普段競馬を見ていて、よく逃げ馬がバテるシーン頻繁に見るけどなぁ…これが殆どの競馬ファンの本音では無いでしょうか。それもそのはず、一番勝率が高いと言っても勝率16%なので、裏を返せば全体の84%のレースでは逃げ馬以外が勝っているからです。
なので、競馬ファンは「逃げ馬はバテる」というイメージを抱きやすいわけです。
重馬場で先行有利になる理由
雨が降って重馬場になると、逃げ・先行馬が有利だと言われてますが、雨が降って馬場が水分を含むと、地面はぬかるみ、芝の根も抜けやすくなります。
柔らかい地面を蹴って推進力を得るには馬にパワーが必要です。
馬の脚にそれだけ負担がかかるのでスタミナを削られてしまい、後方をのんびり追走していても体力を消耗し、末脚が繰り出せなくなるからです。
また、雨水や先行した馬が蹴り上げた泥が馬の顔に当たり、馬が走る気を失いやすく、騎手にしても後ろのポジションだと視界が悪くなります。
実際に過去の統計を見てみても、不良馬場になると1番人気馬の成績は悪化します。
過去に不良馬場での好成績を残しているとか、そういう根拠でも無い限りは、良馬場とは違った見方が必要なんですね。
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