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枠連も馬連も、どちらも1着・2着を順番を問わずに当てる馬券ですが、枠番号を使うか馬番号を使うかの違いがあります。
馬番号は他の馬券でも使う、1頭1頭に割り当てられた番号で、枠番号とは出走頭数が9頭以上になった場合に枠連を発売するため、馬番の近い馬同士を強制的にペアにし、そのペアに割り当てる番号です。
テニスや卓球にダブルスがあって、どちらの選手が決めても点が入るのと同様に、枠連の場合、同じ枠の馬ならどの馬が勝っても当たりになります。(現在は同じ枠に最大3頭入る)
仮に以下のようなレースで、枠連 1 - 2 を買った場合、馬番号で言えば1番3番・1番4番・2番3番・2番4番の4通りの決着が当たりになります。(1着2着に入着する順番は問わない)
枠番 | 馬番 | 馬名 |
---|---|---|
1 | 1 | イチワクイチバン |
1 | 2 | イチワクニバン |
2 | 3 | ニワクサンバン |
2 | 4 | ニワクヨンバン |
3 | 5 | サンワクゴバン |
3 | 6 | サンワクロクバン |
※注意:例えば1着1番→2着2番→3着3番となった場合、枠番で言えば1枠→1枠→2枠ですが、この場合は1 - 2ではなく1 - 1が当たりとなります。
同じ枠の馬は騎手のヘルメットの色が同じ色になります。また、枠番によって色が決まっているので、枠連で馬券を買うと、自分の買った馬がどこにいるかわかりやすいと言う利点があります。
枠番号で強制的にペアを作りますが、あくまで馬券上だけで、その2頭がテニスや卓球のダブルスのように、何かしら協力関係になる事はありません。あくまで個別に戦います。
一見すると沢山の当たり決着があるので、お得に見えますが、馬券は買う人が多ければ多いほど払戻金が安くなる仕組みになっています。
関連:競馬オッズの決め方
馬番1番の馬を応援している人は1枠を買うし、馬番2番の馬を応援している人も1枠を買うので、馬連で個別の馬を買うより、全体的に払戻金が低くなりがちです。
例外:ウインズ名古屋 馬券勝負レポート
※私が枠連を買ったレースで、馬連よりも枠連の方が払戻金が高くなった事例です。
仮に以下のようなレースで、枠連 1 - 2 を買った時に、レースまでに馬番1番の馬がケガをして競走除外になったとします。
枠番 | 馬番 | 馬名 |
---|---|---|
1 | 1 | イチワクイチバン |
1 | 2 | イチワクニバン |
2 | 3 | ニワクサンバン |
2 | 4 | ニワクヨンバン |
3 | 5 | サンワクゴバン |
3 | 6 | サンワクロクバン |
その場合、枠連 1 - 1 を買った人は馬券が成立しなくなるので、レース後に返金されますが、1 - 2を買った人は馬番2番の馬が1枠にまだ存在しているため、返金はされません。
馬番2番の馬に、あまり期待していなかった場合は、ちょっと残念な気持ちになりながらレースを観戦する事になります。(結果的に当たる事もありますけどね!)
実は枠連があるのは日本だけで、馬番号があるのに枠分けする理由は以下の通り。
現在では1枚のマークカードに1-2と1-3と4-6を同時に書いて出せば1枚の馬券にしてくれますが、昔は1-2の馬券を買うには1-2専用の窓口に並んで買い、続いて1-3専用の窓口に並んで…と買い目ごとに窓口がありました。
しかも当時は28頭立てのレースとかあったので、枠連が無ければ378個以上の窓口が必要になるのを、強制的に枠番でペアにする事により最大36個の窓口で済ませる事ができたのです。
やがてマークカード式券売機が普及して、今では強制的に枠番号で馬をペアにする必要は無くなったのですが、かと言って枠連に慣れた人もいるので無理に無くす理由も無く、今日まで続いています。
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