初ダート馬は買うべきか、買わないべきか?

最終更新日:2019/03/17

こんにちは、うまめし.com 競馬必勝法の北村です。

こんにちは、今回は芝路線からダートに転向した馬、その中でもダート初戦・初ダート馬について話したいと思います。

通常は上級条件になればなるほど、初ダートでの好走は期待出来ません。なぜかと言うと、やはりそれまで芝を走って来た馬は血統的な背景やその馬自身の体格などから、芝のスピードを生かす競馬の方が向いているだろうと判断されたから芝路線で走ってきたわけです。

それを一転ダートコースのパワー重視の競馬をさせてみても、普通に考えれば上手く行かないのは当然の結果と言えます。競馬初心者の人にはあまりピンと来ない話だと思うのですが、芝コースとダートコースでは全く求められる素質が違います。

強いダート馬の特徴

芝はスピード、ダートはスピードも重要ですが、脚の埋もれやすい砂上でもそのスピードを維持できるだけのパワーが必要なんです。海水浴場で砂がふかふかの所では足を取られて走りづらい経験を思い出せばわかりやすいですね。

芝のコースの場合は蹴った力はほぼそのまま推進力としてスピードに変換されるわけですが、ダートの場合は蹴った力の何割かの力は砂に吸収される形になり、芝と同じスピードにはなりません。

人間に置き換えても同じで、ビーチの妖精と呼ばれた元ビーチバレー選手の浅尾美和さんの例が非常に興味深いので紹介します。

浅尾美和さんは元々学生時代は体育館の床の上でやる普通のバレーボールの選手でした。バレーボールの試合をTVなどで観たことがあると思いますが、飛んでくるボールに瞬時に反応する俊敏な動きが要求されるスピーディな球技です。

そして、浅尾美和さんは砂の上でプレイするビーチバレーへと転向したわけですが、砂の上では床の上の時のような自分のイメージする動きが全く出来なかったそうです。

そこで彼女は下半身の筋力をつけるトレーニングを行う事で、砂の上でも機敏に動ける能力を身に付けていったわけです。

競馬と同じですね。当然床の上が芝で、ビーチが砂のダートコースです。

著作権や肖像権の関係でここに画像は載せられませんが、ネット検索などで浅尾美和さんのビフォーアフターの体つきを見比べてみると一目瞭然です。競走馬でもパドックで馬体を見比べると芝馬とダート馬は結構違うんですよ。

普通、初ダートは厳しい

過去に芝のレースしか経験がなく、ダートに路線変更して来る馬がいます。新聞なんかでは「ダートでもやれるはず、大丈夫」みたいな調教師の強気のコメントが載っていたりする事はよくあります。

でも、上記の話でもわかるように芝を走る馬とダートで走る馬とでは求められる体つきがそもそも違うので、新聞を見た後にパドックを見ると、「ウソつけーい!」と思ってしまう事もよくあります。

そんな時に競馬場の指定席エリアで他のお客さんが「うーん、あの馬仕上がっとる」なんて事を言っているのを聞くと、しめしめ、またオイシイ馬券が取れるなぁ…と、ついニヤニヤしてしまうものです。

いかに体調が良かろうと、必要な素質が備わっていないのなら勝てません。

一言で言えばダートでよく走る馬と言うのはムキムキとした筋肉質な体をしています。ふかふかの砂の上でも苦にせずスピードが出せるだけのパワフルさが馬体から感じ取れるかどうか。そこが見るポイントになってきます。

そんな訳で、特に上級クラスになればなるほど芝路線からのダート転向は成功率が低いのです。しかし、下級条件では少し事情が違って来ます。特に未勝利戦だと、芝からダートに転向して初戦で勝ち上がる馬も少なくありません。

芝での成績はダートでは参考外

これは基本的にダートは「芝ではスピードが全然通用しない馬」が仕方なくダートを走ったり、さらにダートの路線で活躍出来る馬はさっさと勝ち上がって上のクラスに昇級しますから、ダートでも勝てない弱い馬ばかりの中に芝で「そこそこ」ぐらいは走れる馬が入って来ると、よほど適正が無い場合は別ですが、結構勝ててしまう事もあるわけです。

しかし、時には芝で結構良い成績を残していた馬がダート未勝利戦に出走してくると、人気を集めるのですが、初ダートでは良い成績を残せない事も多いです。

その理由は、馬も騎手も初めてのダートレースなので、ペース配分や位置取りなど、全て「どのぐらいが適正なのか」が手探りの状態ですから、多くの場合は好走するかどうかは馬の素質次第と言うわけです。

結局初ダートで好走出来るかどうかは走ってみなければわかりません。乗っている騎手でも乗ってみなければ感覚が掴めないのに、見ているだけの競馬ファンにはダート適性の判別は困難です。

しかし、いくつか目安を持っていれば、少しは「外れ馬券」を買わされる回数を減らす事が出来るかも知れません。

  1. 上級クラスでは初ダート馬は軽視する
  2. 未勝利戦では初ダート馬は人気ならレース自体を見送る決断もあり
  3. 未勝利戦で初ダートの人気薄はたまに穴をあける

大変ざっくりとした目安ではありますが、上記の事を知っていれば、何も知らない状態よりは多少有利に馬券勝負を行う事ができるはずです。

2歳未勝利戦の初ダート馬について

私の経験からの肌感覚でも、統計データからでも、上位クラスになれば初ダート馬が負けやすいのはハッキリ認識できますが、では経験の浅い2歳馬のしかも未勝利クラスだとどうなんでしょうか?

上位クラスほど初ダートがダメという事は、言い換えれば下級クラスならなんとかなる場合が相対的にみて多いという事ですからね。

どんなに早くデビューした馬でも、2歳時には半年間という短い間しかレースに出走できません。つまりデビュー早々に芝路線からダート路線に転向するという事は、芝を走れない理由があるわけで、あまり期待はできなさそうですが、実際はどうでしょうか。

私が2014年の9/28-10/14までの中央競馬の2歳戦で、ダートの未勝利について調べてみた時、ダート競走は全部で13レース行われていました。その13頭の勝ち馬の内、芝からダートに転向して「初ダートが初勝利」となったのは6頭でした。

13頭中6頭となるとほぼ半数なので、結構初ダート馬が勝っている印象を受けるかも知れませんが、問題は同一レースに初ダート馬が複数出走している場合が多いので、初ダート馬の中から、どれが勝つ初ダート馬なのか?がわからない事です。

初ダート馬の場合、必ずしも前走や芝路線時代の成績が初ダート戦で参考になるとは言えませんからね。

ちなみに2着馬・3着馬に目を向けてみると、初ダートで2着になった馬が3頭で、初ダートで3着になった馬が5頭でした。

あと「ダート2戦目」の馬は、1着になったのが3頭2着になったのが6頭3着になったのが7頭と、2着3着あたりだとダートの適性が見えていたり、一度ダートを使って改善点が見えていたりする馬はそれなりに結果が出ている印象です。

そして面白いのが3戦・4戦とダートの経験が多い馬になると、上位への入線した馬が少ないと言う事。もちろんこれは分母が少ないと言う事もあると思いますが、強い馬は1回目か2回目のダートでサッサと勝ってしまうと言う感じでしょうか。

当時調べてみた2歳未勝利ダート戦は、1200m-1400mが8レースで、その8レースの内初ダート馬が勝ったのは3レースでした。

あと、1600m-1800mのレースは5レース行われていて、初ダート馬が勝ったのはこちらも3レースなので、分母が少ないので参考程度にしかなりませんが、やや短距離の方がスピードでどうにかなってるのかも知れませんね。

基本は消しが妥当だが

上記のデータは2歳戦が夏にはじまって、それからすぐの秋口ごろのデータですから、本当にデビュー間もない馬たちばかりで構成されているレースです。

では2歳馬の全未勝利戦まで対象を広げたらどうなるか?

前走、つまり初ダートを走る1つ前の芝レースで2着をとっていた馬の場合、ダート初戦でも勝率は20%以上ありました。しかし、単勝の平均配当が189円なので回収率は40%台と全然オッズと見合っていない事がわかります。

しかし、前走の人気で分析してみると、初ダート戦の前走で1番人気に推されていた馬は、初ダート戦でも勝率30%以上ありました。しかも単勝の平均配当は425円で回収率は133%と高いので、オッズ以上のパフォーマンスを見せてくれているようです。

考えてみれば芝で2着がとれるほどスピードに優れた馬という事は、芝の適性が高いわけで、初ダートをスピードで押し切ってしまう馬がいても不思議はありませんが基本的には向いていないんでしょうね。

一方で芝で1番人気に推されるのにダート路線に来た馬というのは、人気になるぐらいなので高い競走能力はあるんでしょう。でも走らせてみた結果ダートの方が向いていそうだというポジティブな要因で路線変更して来るのかも知れません。

他にも競馬で儲ける詳しい方法はうまめし.com 競馬必勝法で公開しています、是非参考にしてみてください。

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