スポーツ新聞 競馬 おすすめ
競馬欄比較
最終更新日:
YouTubeで登録者数4万人のうまめし競馬チャンネルを運営しているうまめし君です!
スポーツ新聞は値段が140円程度とお手軽なので、競馬予想に使う人も多いと思いますが、競馬欄の馬柱の違いなどを比較して、私のおすすめのスポーツ新聞を紹介したいと思います。
最初に結論から言うと私のおすすめのスポーツ新聞はデイリースポーツです。(競馬欄のみを比較した場合)理由はスタートから3Fのタイムが記載されているので先行争いが予想しやすい事と、スピード指数も記載されているので各馬の比較が容易だからです。
スポーツ新聞の競馬欄比較
今回は関西版のスポーツ報知・デイリースポーツ・スポーツニッポン・サンケイスポーツ・大阪スポーツ(≒東京スポーツ)・夕刊フジ・日刊スポーツ・日刊ゲンダイの8紙を比較してみました。
関東版と関西版でレイアウトや文字サイズ、内容が違ったりするので注意!
スポーツ報知の特徴
- 馬柱の読み方がメインレースのレース名下に書いてあり初心者でも見つけやすい
- 全てのレースで各馬の調教タイムの情報が記載されている
- さらにメインレースには調教欄に外厩情報が記載されている!
- 「堅軸」や「波乱含み」など予想の指針が書いてあるので初心者には助かる
- 私が見た時にはコラムが20本以上あった。(G1の日だったからの可能性もある)
- 予想やコラムに女性タレントやお笑い芸人など有名人はいないが、むしろそこを高評価したい。
- スピード指数のような「報知指数」が全馬に掲載されている
- 騎手の乗り替わりが[替]で表示されていてわかりやすい
デイリースポーツの特徴
- 馬柱に過去走のスタートから3Fタイムが記載されていて先行争いが予想しやすい
- スピード指数が記載されているので能力比較が初心者でも容易
- 全レース全馬の厩舎コメントが掲載されている
- 専門紙の印を集計した専門紙チェックの欄がある
- 過去に出遅れがあった馬は馬柱のコーナー通過順が白抜きになって分かりやすい
- 現役JRA騎手のコラムあり
- ノーザンファーム天栄限定だが外厩情報掲載コラムあり
- 全レース調教タイムなど掲載
- 騎手の乗り替わりが白抜きで表示されていてわかりやすい
スポーツニッポンの特徴
- 横書きなのでJRA公式WEBの馬柱に慣れた人でも違和感が少ない
- 各馬の馬柱に前走・過去走での単勝オッズが記載されている
- 馬柱でレース間隔が開いた時には太線で区切られていて分かりやすい
- 「波乱含み」や「上位混戦」など予想の指針が書いてあるので初心者には助かる
- 各馬の馬柱に前走・過去走での調教タイムが記載されているので好調馬を見つけやすい
- 能力IDというスピード指数的なものが掲載されている
- 木村健騎手・武豊騎手のコラムあり
- 全レース調教タイムなど掲載
本社予想担当者の◎印の自信度が数値で書かれている
キャプテン渡辺の予想コラムあり(メリット?)
サンケイスポーツの特徴
- 馬柱の過去走欄に前半3Fまたは1000m通過タイムが掲載されている
- 調教で一番時計を出した馬と、坂路4Fのベスト10の馬を載せている
- 後半のレースでは、そのコースで勝率上位の騎手・調教師・種牡馬を載せている
- 「波乱含み」や「上位混戦」など予想の指針が書いてあるので初心者には助かる
- 過去に出遅れや不利があった馬は馬柱のコーナー通過順が白抜きになって分かりやすい
- 女性タレント横山ルリカの予想コラムがある
- プレゼント馬券企画あり
- 馬柱があちこちバラバラではなく発走時間順に並んでいる
- フォントサイズが大きくなった
- 騎手の乗り替わりが[替]で表示されていてわかりやすい
東京スポーツ・大阪スポーツの特徴
- スポーツ紙には珍しい夕刊なので、レース前日に購入できる
- 新馬戦にIP血統指数なるものが記載されている
- 全レース馬柱下部に各馬の調教タイムと評価点数を記載
- 境和樹(単複論)など馬券本の著者のコラムが充実している
- 稲富菜穂(タレント)の予想コラムもある
- 過去に上がり3F最速を記録した箇所が白抜きになって分かりやすい
- 騎手の乗り替わりが[替]で表示されていてわかりやすい
夕刊フジの特徴
- スポーツ紙ではなくタブロイド紙だが夕刊なのでレース前日に入手できる
- 市丸博司の予想コラムがある
- 過去に出遅れや不利があった馬は馬柱のコーナー通過順が丸数字になって分かりやすい
- 細江純子(元騎手)の予想コラムがある
- 夕刊なので当日の結果が載ってない
- 3場開催時のローカル場は主要レース以外は超簡易出馬表で、予想にはあまり役立たない。
- 騎手の乗り替わりが[替]で表示されていてわかりやすい
日刊スポーツの特徴
- 馬柱の読み方の記載場所は「競馬コーナーのどこか」にあるよ…という感じで見つけづらい
- 単騎逃げが見込めそうな馬は脚質の矢印が白抜きになって分かりやすい
- ニッカンコンピ指数が掲載されている
- 専門紙の印を集計した専門紙チェックの欄がある
- 「難解」や「軸安定」など予想の指針が書いてあるので初心者には助かる
- 佐藤哲三(元騎手)の予想コラムがある
- プレゼント馬券企画あり
- 騎手の乗り替わりが[替]で表示されていてわかりやすい
日刊ゲンダイの特徴
- スポーツ紙ではなくタブロイド紙だが夕刊なのでレース前日に入手できる
- 馬柱の読み方説明はメインレースのレース名下にあるが、色々省略しすぎて初心者には不向き
- 過去に出遅れや不利があった馬でも馬柱のコーナー通過順が丸数字になっていない
- 3場開催時のローカル場は主要レース以外は超簡易出馬表で、予想にはあまり役立たない。
- 騎手の乗り替わりが[替]で表示されていない
まとめ
初心者の人はスポーツ報知が良いんじゃないかなと思います。現状では外厩情報を扱っているのはスポーツ報知だけですから、中級者になっても役立ちます。
予想時に展開やコメントを重視したい人はデイリースポーツが向いていると思います。何度も書きますが先行争いでの有利不利や過去走のペースを掴むのに、過去走でのレース前半の3Fタイムはとても役立ちます。
また出遅れのあった馬がわかりやすいので、出遅れ癖のある馬なのか、次走巻き返しが期待できるのか、そういう点も判断しやすいので便利だと思います。
個人的にはスポーツ新聞は安いので、デイリースポーツとスポニチの2紙合わせ技がおすすめです。というのもデイリースポーツは馬柱内の過去走の馬場状態が文字ではなくて着順の囲みが○□●■の色分けでされています。
慣れるまでは過去走の馬場状態を把握するのに手間取る事があります。覚えてしまえばどうという事はありませんけどね。
前日予想したい人は東スポ・ダイスポや夕刊フジが選択肢になりますが、情報の充実度で言うとやや東スポ・ダイスポに軍配が上がるかなという印象です。
夕刊フジは紙面の面積が小さいですから、持ち運びには便利だけど、そのぶん掲載できる情報量が制限されてしまいます。
スポニチで一番面白いのは過去出走時の単勝オッズが馬柱に記載されている点でしょうね。例えば前走2番人気なのに単勝オッズが高い場合だと強力な1番人気が相手だったんだなという事が容易にわかります。
そして着差を見て1着馬と僅差だったりすればかなり強い馬に迫ったという事ですから、今回のクラスは近い内に卒業するだろう…というような事が見えてきます。
情報とは何が書いてあるかも重要ですが、その情報をどう馬券につないで行くかという使い方も重要なんですよね。
では、どうやってその馬券力を身に付けるかと言うと、うまめし.com 競馬必勝法で公開している競馬教科書に詳しく書いているので、興味があればそれを読んでみてください。きっと役に立つと思います。
※当ページへのリンクや、論文・SNSでの紹介などは大歓迎です。単なるコピペパクリなど引用の法的要件を満たさない記事泥棒的な転載は禁止です。