競馬必勝法を徹底研究

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うまめし.com 競馬必勝法の北村です。

過去の先人たちは数々の競馬必勝法を編み出し、ある者は一時的に利益の獲得に成功し、 またある者は莫大な負債を抱え、またある者は継続的な勝利を手にしつづけました。

競馬必勝法の移り変わり

出目必勝法

昭和時代の競馬必勝法は、枠連の出目のパターンで「こういう出目の後は何々が出る…」みたいなオカルト色の強い理論が多かったですね。カジノでは未だに出目を気にする人がいますし、まあ競馬でも自然な事だったんでしょう。

リンク馬券と言って、◯◯ステークスの結果と、△△賞の枠連結果は毎年同じ目になっている!だから◯◯ステークスの出目を買えば△△賞が当たる!みたいなのもありましたが、もちろんそれは単なる偶然の産物です。

枠連しかなかった時代なので、競走馬個々の能力よりも「枠番」に目が向きやすかったという事もあるでしょうし、大量のデータや計算を必要とする手法が難しかった時代です。

出目予想と言えども科学的根拠に基づいた統計的なアプローチであれば意味があるでしょうが、当時の出目予想は大体が今で言うクイックピック馬券と違わないものが殆どですね。

参考:競馬出目アプリ【ランダム・クイックピック】

サイン馬券

サイン馬券と言うのは、元々は「競馬は仕組まれていて、勝ち馬は事前に決まっている」と言うのが前提となっている競馬必勝法です。

そして、その勝ち馬をJRAは国の要人に暗号的な方法で連絡することにより、国の要人に領収書のいらない、証拠の残らない形で現金を手渡しているという発想が前提。

もしそうであれば、自分たちもその暗号を解く事によって、おこぼれを頂けるのではないか、そういう競馬必勝法です。

G1レースのレーシングプログラムに書かれたキャッチコピーが暗号であり、その暗号を解読すると勝ち馬がわかるというものでした。

しかし、競馬の勝ち馬が仕組まれて決まっていると言うのも確証の無い話。

競馬関係者も人の子なので、多少ヤリ・ヤラズとか忖度競馬とか、若干不自然なレースがあるのは事実なんですけどね。

でも胴元であるJRAががっつり仕組んで…という事はまず考えられないですよ。そもそも競走馬は馬主の所有なので、馬主の意に反する騎乗があったら、馬主が黙ってないでしょう。

こんな感じで昭和時代の競馬必勝法というのは、ツッコミどころが多く、あまり理論的とも言えないものが多かったんですよね。

参考:サイン馬券とは

スピード指数

時代が進み平成になり、Windows95の登場でコンピュータが一般家庭や企業に一気に普及しました。さらにインターネットが登場し、計算やデータの保存・管理が容易になり、スピード指数などの予想ソフトなどが登場しました。

一般人にとってはありがたい事ですが、おそらくコンピューターが普及する以前に、自分で手作業でスピード指数の様な物を算出して儲けていた人はいたと思われ、そういう人はパイを奪われたと言えます。

武豊騎手や藤田信二騎手と言ったJRAの一流ジョッキーがTV番組や著書でも述べているように、良い馬に乗れば良い成績になるので、スピード指数などの手法は効果的でした。

コンピューターが一般に普及したと言えども、まだまだ使いこなせる人は少数派でしたし、PCやインターネットにかかるコストも今より高額だったんですよね。

しかし、効果が高かったが故に、その時代の終焉も思いのほか早く訪れました。

多くの人がスピード指数やタイム理論を活用して儲けるようになると、当然オッズが下がり始めるため、思うように利益が出なくなったわけです。

今では「スピード指数なんか意味ない」という意見の人もいますが、それは上手く活用できていないだけだと思います。

全てのレースで1着馬はメンバー中もっともタイムが速いわけですから、ならば逆にタイムの速い馬が馬券に貢献しやすいのは当然ですよね。

参考:スピード指数は速度なんだから競馬予想に役立つに決まってます

追い上げ系

1997年ぐらいからマーチンゲールやモンテカルロ法、馬法の方程式など、いわゆる追い上げ系の競馬必勝法が多くの競馬ファンの間で大変流行しました。

理屈は簡単で当たった時に過去の損金が回収できるように、馬券が外れるたびに賭け金をアップさせて行くという手法です。

参考:競馬倍賭けの考察

カジノのベッティング術として大昔からあったものの、資金が尽きる前に的中さえすれば確かに利益が出てくれるので、いろんな予想法と組み合わせやすかったんでしょうね。

しかし、追い上げ系の投資競馬の唯一にして最大の弱点は、連敗時に受けるダメージが大きすぎると言う点です。

連続して馬券が不的中になれば、それに連動して賭け金を上げていくわけですが、いつかは「資金の枯渇」か「自身の投票によるオッズの元返し化」と言う事態を招きます。

用意できる資金が少なければ、比較的簡単に資金が足りなくなり、用意できる資金が無尽蔵であったとしても、自分自身の投票によってオッズが1.0倍になってしまいます。

破綻する日までは実に順調に事が進みますが、大きな連敗を回避する方法はなく、ある日突然今まで稼いできた利益を全て吐き出し、二度と回収出来ない大損害を被ります。

オッズ時系列

オッズの推移を監視して、異常投票と呼ばれる大量の投票があった馬をピックアップし、それを関係者からの買いが入ったと判断して相乗りする方法です。

要は競馬関係者がこっそりと買った馬券を見つけ出そうと言う競馬必勝法です。

法律で調教師は馬券を買うことが出来ませんが、馬主は馬券を買う事が出来ます。それに調教師や騎手・厩務員などは馬券を買えないものの、不正ですが誰かに頼めば不可能ではありません。

なので自信に満ちた内部関係者が、馬券でもひと儲けしようと考えて、大金を賭けた瞬間を見つけ出して便乗してやろうという事です。

オッズはリアルタイムにチェックする事は出来ても、誰が買ったのかはわかりません。大量投票が関係者なのか、一般人の単なるヤケクソなのか、ユーチューバーの戯れなのかわかりません。

実際、異常に大量の投票があった馬でも、必ず勝つわけではありませんからね。

この手法も「関係者が大量の買いを入れている」のが前提で、サイン馬券に近い感じですが、実際に誰かが大勝負をしようとしている馬ですから、何か根拠があっても頷けます。

それに最近ですら帯広競馬・金沢競馬・岩手競馬などで、厩務員が馬券を買って処分された例があり、もしかしたら…という雰囲気は残っている必勝法だと言えますね。

参考:競馬 オッズ分析 オッズの断層編

三連単マルチ多点買い

2004年に中央競馬で三連単が導入されましたが、それまで主流だった馬連・馬単から一気に組み合わせ数が増えた事もあり、最初の頃は多くの人が三連単に慣れていませんでした。

人気サイドと、必要以上に人気薄の組み合わせが多く売れてしまい、中穴あたりの組み合わせを買えば美味しい配当になるケースが多かったんです。

だから当時は1番人気を軸にした1頭軸、相手を中穴候補を絡めて7頭マルチ90点買いとか、8頭126点買いしてれば、かなりの高確率で勝てました。

しかし、段々多くの競馬ファンが三連単に慣れてきた結果、中穴の配当が本来あるべき姿になって行き、簡単には儲からなくなりました。

ネット上でも「最近この組み合わせでこれだけしかつかねーのかよっていうレース増えたな」とか「みんな馬券上手すぎぃ」という声が増えました。

この中穴狙いの法則は、WIN5が登場した時にも同じように起きた現象です。

参考:WIN5当てるコツ

ポイント狙い

中央競馬・地方競馬ともに売上減少に歯止めがかからず、業界全体に暗雲立ち込めていた2008年ごろに、オッズパーク・楽天競馬が新たな販促策としてポイント制度を導入しました。

馬券を買った金額に応じてポイントが貯まり、金券などに交換できるサービスです。

当初は全ての投票券がポイントの対象であり、さらにポイントの加算率も10%〜20%と現在よりも還元率も高かったため、複勝1.0倍に大金をぶち込むポイント稼ぎが横行。

その当時の福山競馬では複勝売上は、ひとレースあたり8000円なんてこともあった時代ですが、そこにポイント狙いで700万円とかの投票が入っていました。

この健全では無い状況にオッズパーク・楽天競馬ともにポイント加算率や対象となる馬券式別やレースの改訂を進める事になります。

現在では一部の競馬場やレースにおいて連勝式馬券だけを対象として、1%〜10%程度のポイントをつけるにとどまってますね。

参考:楽天競馬ポイント獲得とランクアップのコツ

でもポイント必勝法は、十分に高いリターンのある馬券を高い的中率で的中させれば、競馬は儲かるようになっていると言う事実を語っています。

要はポイントに頼らずにそれが実現できるかどうかが重要

これからの時代

さらに時代は進み令和となった今、AIと外厩情報が注目されています。

ただ、AIはビッグデータと組み合わせて真価を発揮しますが、天皇賞・春なんかは京都の芝3200mコースだけど、年に1回しか使われないコースでデータ量は多くありません。

また仮に予想の上手なAIを作り出す事ができても、Windows95時代の予想ソフト同様に、多くの人が利用すればオッズが下がって実用性を失って行くでしょう。

外厩情報にしても今までは手軽に情報を入手できなかったから、上手く活用している人に恩恵があったのですが、今では少しずつスポーツ新聞なんかにも掲載されはじめています。

平成時代を見れば、有効な手法は飽和を迎えたり規制が入っています。令和時代においても良い予想法や馬券術はやがて多くの人に知れ渡って飽和していく運命にあります。

結局「どの馬が勝つのか予想しよう」という考え方は、オッズが低下していき飽和する運命なので、これからの時代は私のように「何が勝っても良い」という考え方を推奨します。

恐らく殆どの人がピンと来ないと思うので、新時代の競馬の勝ち方を知りたい人は競馬必勝法が存在する証拠・競馬で絶対勝つ方法を読んでみてください。

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