競馬のワイド総流しは損か得か?

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うまめし.com 競馬必勝法の北村です。

とあるフォーラムでこんなやり取りを見かけました。「複勝1点よりも、その馬を軸としたワイド総流しの方が良いんじゃないの?」と言う意見です。

これはなかなか面白いテーマだなと思ったので、今回記事を書いて色々と考察してみたいと思います。

軸馬が1番人気のような人気馬なのか、それとも4番人気以降ぐらいのそこそこ配当が期待できるような馬なのか、そういう状況によっても違って来ると思うので、まずは人気の馬の場合から考えて行きましょう。

軸馬が圧倒的1番人気の場合

2014年の阪神大賞典の場合、ゴールドシップの複勝オッズは1.1-1.2倍でしたから、複勝1点の場合はどれだけ相手が人気薄だったとしても最高倍率は1.2倍、すなわち回収率120%が限界と言う事になります。

阪神大賞典2014のワイド総流し計算表

ワイドの下限オッズを基準にして、相手がどの馬で決まっても1万円程度の払い戻しになるように賭け金を計算すると、全ての賭け金の合計が22400円になりました。

22400円も使って1万円程度の払い戻しでは割に合わないように感じるかも知れませんが、ワイド総流しは的中時に必ず2点的中するため、とりあえずはこれでOKです。

この場合、もっとも人気の組み合わせで決まった場合は払い戻しの総額は20080円になり、反対にもっとも人気の無い組み合わせで決まった場合の払い戻し総額は28590円になるので、これを複勝やワイドの変動オッズ表風に表現すると0.9 - 1.3です。

複勝1点でのオッズは1.1 - 1.2ですから、人気同士の決着になった場合はワイドの方が安くなり、相手に人気薄ばかりが突っ込んで来た場合はワイドの方が利益が大きいと言う事になります。

しかし、大抵の場合相手には人気上位の馬が来やすいわけですから、複勝の上限1.2倍を超えるようなワイド決着にはなかなかならないだろう事は容易に想像できますね。

つまり、2014年の阪神大賞典・ゴールドシップにおいては、ワイド総流しをするよりも、複勝1点で馬券を購入した方がメリットが大きいと言えるわけです。ただし、明らかに馬券の対象にならない馬を切り捨てる事ができる場合では、もちろんこの限りではありませんからね。

軸馬が人気の無い場合

では、同じく阪神大賞典のアドマイヤラクティ(単5番人気・複4番人気)では、どのような計算結果になるか見てみましょう。まず、アドマイヤラクティの複勝を1点で買った場合のオッズは1.8 - 3.5です。

阪神大賞典2014のワイド総流し計算表2

1番人気の馬の時と同じように、ワイドの下限オッズを基準にして賭け金を配分していくと、どれが当たっても1万円程度の払い戻しになるようにするには、総額9600円必要になります。

一番安い組み合わせ同士の場合でも20140円の払い戻しになり、もっとも人気の無い組み合わせで決まった場合は30130円の払い戻しになります。これをオッズ表示風に表すと2.1 - 3.1となります。

つまり、1番人気の時とは逆に人気の決着になった場合は複勝よりもお得ですが、最低人気の組み合わせで決まってしまったような場合には複勝よりも利益が減ってしまうという事になります。

これも、やはりどちらかと言えば最低人気同士で決まる事よりも、人気同士の決着の方が長い目で見れば多いはずですから、阪神大賞典のアドマイヤラクティに関してはワイドの総流しがお得になる確率が高いと言えそうです。

出走馬の中で馬券に絡まないと確信出来る馬を買い目から除外する事により、さらに利益は大きく狙えますが、その削った馬が3着以内に来てしまった場合には予定の半分程度しか払い戻しが受けられなくなります。

それでもアドマイヤラクティの場合は9600円賭けて、どれか1点当たれば1万円払い戻しが受けられるので損はありませんから、思い切って買い目を削ってみるのも作戦の1つと言えるかも知れませんね。

このように競馬は「起きる(当たる)確率が同じでも、利益が異なる」と言うケースが多々あります。そういう隙間を上手く突いて行く事によって馬券で継続して勝つ事が出来るわけですね。そのオッズの隙間をついた必勝法競馬勝ち方も一緒に読んでみて下さい。

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