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うまめし.com 競馬必勝法の北村です。
三連複を当てるためにおすすめの買い方を考察していきたいと思います。そもそも三連複とは何か?は知らない人の方が少ないと思いますが、初心者のために簡単に説明すると、1着2着3着を順番は関係なく馬番号で当てるという馬券です。
つまり1-2-3という三連複を買った場合は、1番→3番→2番と決着しても、3番→2番→1番と決着しても当たりです。組み合わせ数は18頭立ての場合816通りで、馬連の153通りよりも組み合わせ数が大幅にアップしているので当たりづらい分、当たった時の配当が大きくなるという仕組みです。
馬券は出来るだけ買い目を絞りたいのが人情ですが、三連複の1点買いという事は816分の1の確率で、言い方を変えれば816頭立てのレースで単勝を当てるようなものですから、難易度はかなりのものだと思います。
だからと言って、当てたい一心で買い目をいたずらに増やせば「とって損・トリガミ」(注:的中したが払戻金総額が馬券購入総額よりも少なくて赤字になること)になってしまいますから、買い目の点数とオッズのバランスも考慮しなければなりません。
私がおすすめする三連複の買い方というのは「三連複を買う必然性があるから三連複を買う」という買い方です。
たとえば、以下は盛岡競馬場で実際に行われたレースのオッズなんですが、
この買い目は1番の馬を1頭軸にして、他のどの馬が一緒に馬券になっても的中するように総流しをかけた時のオッズ一覧なんですが、この買い目でオッズの低い買い目は金額を多くして、オッズの高い買い目は金額を控えめにして、どの買い目が当たっても大体同じぐらいの払い戻しを受けられるように賭け金を調節すると、大体賭け金総額の4.7倍が戻ってくることになります。
軸を1頭決めて他は全部総流しなので、1番の馬が3着以内に入れば必ず的中しますから、要するに的中率は1番の複勝を買うのと全く同じという事になります。
「じゃあ、わざわざそんなに沢山の買い目を買わなくても複勝1点で良いのでは?」と当然考えるわけですが、この1番の馬の複勝オッズは2.7-3.4となっており、どんなに人気薄が来ても三連複の賭け金増加率に全く及びません。
このような場合には複勝と比べて明らかに三連複の方にメリットが存在するので、三連複を買う必然性があります。
時々ネットなんかで「三連複をフォーメーションで買えば当てやすいからおすすめです」などと言っている人がいたりするんですが、これはちょっと間違いです。
フォーメーションとはボックス馬券と流し馬券の中間的な存在ですから、当然流し馬券よりも買い目点数が増えるわけで、買い目の点数が増えているんだから当たりやすいのは当たり前の話です。
当たりやすくなるのだから一見ありがたいように思えますが、流し馬券よりも点数が増えているのですから、その分利益を圧迫する事になり、完全な空振りになった時には損失が大きくなるわけです。
なのでボックスで買えば儲かるとか、フォーメーションで買えば儲かるとか、流しで買えば儲かる…という話ではなく、「どの馬を選べば良いのか?」がわかるようにならないと一生馬券で勝てませんよって話なんですよ。
そもそも馬券ってものはそこが基本中の基本、大前提だと思うんですよ。
だってそうでしょう。自分の選んだ馬が仮に全部4着以下だったとしたら、ボックスで買おうがフォーメーションで買おうが、流し馬券にしようが関係ないし、そもそも三連複でもワイドでも馬連でも全く馬券は当たりません。
馬券式別や買い方のテクニックばかり追い求めても馬券上手にはなれません。
では、どうやってその馬券力を身に付けるかと言うと、うまめし.com 競馬必勝法で公開している競馬教科書に詳しく書いているので、興味があればそれを読んでみてください。きっと役に立つと思います。
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